清水FWチョ3戦連発/J1
<J1:清水1−0東京>◇第3節◇18日◇味スタ
清水が1−0で東京を下して2位につけた。韓国代表FWチョ・ジェジン(24)が3戦連発だ。守っては抜群の安定感でクラブ史上初となる開幕3戦連続完封勝利とした。チョの勝負強さが、清水の快進撃を支えている。
ポストに当たった球がゴールに吸い込まれるのを見届け、FWチョは雄たけびを上げて走りだした。「攻められる苦しい展開の中でも、じっとチャンスを待った。いい準備ができていたので、いい結果が出て気持ちがいい」。長谷川健太監督(40)とがっちり両手をつかみ合って喜んだ。
自分を抑えてつかんだ得点だ。開幕からの2試合とも警告を受けていた。「枚数が多すぎる。もう少し落ち着いてやれよ」と長谷川監督に言われていた。昨季は肝心なところで累積警告による出場停止があった。ゴールだけでなく、冷静さも求められた。
この日も執ようなマークを受けた。それに耐え、気持ちを切らさず、前線からプレスをかけ続けた。「なるべく抗議しないようにやった。警告をもらわなくて良かったです」。自分の課題を克服してのゴールは、ひと皮むけた証拠だ。チョの大活躍に、スタンドで観戦していた両親も「うれしいです」と満面の笑みで帰路に就いた。
W杯ドイツ大会の韓国代表メンバー入りも狙っている。「Jリーグでゴールを決めれば韓国でも注目される。決めてこそ呼ばれると思う」。昨季9〜11節以来自身2度目となるJリーグ3戦連発弾にも、まだ満足していない。「3連続が偶然でなく実力だと証明できるように、これからも決めていきたい」。頼りになる「韓国の虎」が、次節千葉戦(21日、日本平)でも牙をむく。【浜本卓也】
[2006/3/19/10:09 紙面から]
写真=後半5分、CKにチョ・ジェジン(中央)がヘディングで合わせて決勝のゴールを決める(撮影・酒井清司)
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