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2004/05/10
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Jで探せ、魅惑のプレー
TBSスポーツ 佐藤慶太
おめでとう! 男女ともアテネオリンピック出場が決まり、本当に良かった! サポーター、ファンやサッカー関係者も大変喜ばれたと思うが、我々サッカーを応援するテレビ関係者にとっても大きな喜びでした。それは、単にオリンピックで放送できる種目が増えたと言うことではありません。国内サッカー、Jリーグで育った選手に世間の注目が集まり、知ってもらうチャンスが増えたからです。
代表戦と違ってJリーグのテレビ視聴率は、伸び悩み中。でも、Jリーグにだって面白味はいっぱい転がっているのです。
田中達也選手がレッズに入団したてのころ、練習を見ながら中村修三広報部長(現強化部長)は、「面白い選手が入ってきたよ!」と、ニヤニヤしながらそのたぐいまれなるドリブルテクニックを持つ田中選手を教えてくれました。その年、たまたま私が中継した試合で、田中選手はベンチ入り、そして途中出場を果たしました。
「田中にボールが渡ったら注目だ!」と中継の見どころを定め、自称日本一のサッカー好き中継スタッフ(腕は?)の我々としては、マラドーナ級のプレーがでるかもしれない興味にワクワクしながら放送を行ったものです。
他のクラブでも、田中選手のように若い選手が厳しいレギュラー争いの中で必死に魅せるプレーは楽しいもの。同様のエピソードはいっぱいあり、そんな試合を数多く放送してきました。しかし、視聴率は…。
オリンピック世代の代表戦は、そんな選手たちをまとめて見られるチャンス、また見てもらえるチャンスと言えます。我々も、昨年から何度か強化試合を放送してきましたが、この機会に選手の名を覚えてもらおうとキャッチフレーズをつけたりもしました。
賛否両論いただきましたが、「美白のロベカル」もそのひとつです。幸いチーム内では、好評だったと伺いました。これを機に根本選手を知る人が増え、トリニータのゲームを観戦する方が増えてくれればと思う次第です。また、根本選手には、ロベカル級のスケールの大きなプレーを期待して我々は中継を続けます。
TBS(関東地区)では、9日に「新潟vs浦和」、22日に「鹿島vsFC東京」、そして26日には「U23日本代表vsトルコ選抜」(全国ネット)の放送を行います。スタジアムに足を運べない方はテレビ観戦してください。絶対に負けられないと思う試合は、Jリーグにもありますよ。
佐藤慶太(さとう・けいた)
1970年(昭45)11月17日生まれ。法政二高−法大法学部を経て、93年TBSスポーツ入社。スーパーサッカーと中継制作を担当。現サッカー中継ディレクター。
◇昭和45年会 選手やマスコミなどの垣根を取り払って集まって結成されている懇親会。会長は名古屋DF秋田豊。昭和45年生まれが原則だが、多少の前後は認めている。特に女性会員については、年齢未公表の人が多いため(怖くて)確認できない。
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