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2004/05/17
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スター探しは続くよ、どこまでも・・・
テレビ朝日スポーツ 河原康博
5月5日、子供の日、J1で最年少得点記録が誕生した。15歳11カ月…ヴェルディの森本貴幸である。五輪最終予選で平山相太(筑波大)が活躍したかと思えば今度は森本が出現と、今、日本サッカー界には次から次へと新星が誕生している。試合を見ていても胸躍るシーンがあり、実力もなるほど、と思わせる。煮え切らない試合が続くA代表より、未来への可能性を感じさせる若手へ。確かに彼らの活躍を見るのは楽しい。だが、ふと言い知れぬ違和感や危うさを感じてしまう。年齢やキャリアを考えれば彼らの才能に、疑う余地はない。しかしまだ何も成しえていない、とも言える。自分達の力で未来を切り開くのはこれからである。
以前、これと似た空気が充満していた。結果的にグループリーグ敗退ながら“マイアミの奇跡”という勲章を手にして凱旋した、あのアトランタ世代。五輪後、加茂ニッポンの救世主の如く迎え入れられた若い力は、しかし、ワールドカップ予選など修羅場の中で埋没していく。今日までコンスタントに日の丸を身に付けているのは、中田英寿ぐらいである。アトランタ世代といわれる選手たちは、あの時、時代の寵児に祭り上げられた。
プロの指揮官から“日本の宝”と呼ばれる15歳(初ゴールの2日後に16歳になったが)がいる。日本サッカー界は、いや、それを取り巻く人間たちは、同じことを繰り返すのか? 期待は選手の励みになる。しかし等身大以上の実力を期待してはいけない。若く素晴らしい才能を温かく見守ろうではありませんか。でも…たまには名波浩の円熟のプレーで酔いしれることを、お勧めします。
河原康博(かわはら・やすひろ)
1970年(昭45)5月31日、神奈川県生まれ。藤沢西高−早大商学部を経て、95年テレビ朝日入社。ディレクター・番組プロデューサー。「Get Sports」や「朝までサッカー」などを手がける。
HPはhttp://www.tv-asahi.co.jp/sports/
◇昭和45年会 選手やマスコミなどの垣根を取り払って集まって結成されている懇親会。会長は名古屋DF秋田豊。昭和45年生まれが原則だが、多少の前後は認めている。特に女性会員については、年齢未公表の人が多いため(怖くて)確認できない。
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