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2004/05/24
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未来の日本代表に「楽しさ」伝えたい
(横浜Fマリノス育成普及部コーチ 吉田悟)
「あなたにとってサッカーとは?」。
「仕事」「趣味」「すべて」…。10年間の現役時代には、繰り返されるこの質問に、毎回どう答えようかと考えていた気がします。試合前から毎日続く、勝った負けたの世界では、試合に出られないことに悩み、つい「つまらない」と言ってしまったこともありました。
引退後、最初の仕事は「ふれあいサッカープロジェクト」。これがサッカーの見方を大きく変えました。子供から大人まで、いろいろな人がサッカーにふれ合う場に立ち会いました。1人から参加できる「エンジョイフットボール」では、知らない大人同士が同じチームに入り、ボールを嬉々として追っていました。障害者の指導では、うまくなりたいという気持ちが強く伝わってきました。子供のころの「サッカーが楽しい、うまくなりたい」という気持ちを思い出させてくれました。
今、私が指導している小学校3、4年生も、サッカーが楽しくて仕方がない時期。W杯中には、練習中にスライディングする子供が急に増えるなど、自分の好きなことは、すぐに吸収します。だからこそ、子供たちと一緒にコーチも動き、楽しむことで、サッカーの楽しさ、上達することの楽しさを伝えています。
「サッカーは大人を子供に戻し、子供を紳士に育てるスポーツだ」。
こんな言葉を聞いたことがあります。大人がボールを追って子供に戻る姿は見ることができました。今度は「未来の日本代表」の夢を持つ子供たちが、大人へと育っていく姿を見ていきたいと思っています。
吉田悟(よしだ・さとる)
1970年(昭和45年)12月18日、埼玉県生まれ。川越東高卒業後、横浜Mの前身である日産入り。その後、横浜M−大塚FC−甲府でプレーした。引退後、横浜F・マリノスの「ふれあいサッカー」プロジェクトのコーチを務め、今年から育成普及部コーチ(小学3、4年生チーム監督)に就任。
◇昭和45年会 選手やマスコミなどの垣根を取り払って集まって結成されている懇親会。会長は名古屋DF秋田豊。昭和45年生まれが原則だが、多少の前後は認めている。特に女性会員については、年齢未公表の人が多いため(怖くて)確認できない。
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