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2004/05/31
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歴史変えた女子「だって強いから」
(フリーアナウンサー 岩澤昌美)
「先日、バレーボールの女子日本代表がアテネ行きのチケットを手に入れました。出場権獲得を逃したシドニー五輪予選の悪夢から4年、完全復活したチームは首位で最終予選を終えました。おそろいのミサンガをして試合に臨んだ、という話を聞いた時、女子サッカー代表もみんなでおそろいのお守りを持ってたよな〜、と思い出して、仲間に入りたいな〜とうらやましくなってしまいました。
今年のアテネ五輪は女子のパワーがさく裂しそうです。女子の団体球技7種目のうち、日本が出場するのが5種目もあります。もちろん全種目を応援しますが、やっぱり力が入るのはサッカー日本女子代表でしょう。
8年ぶりに2度目の五輪出場権を手に入れた女子サッカー。アジア予選では、準決勝の北朝鮮戦で胸のすく快勝劇をみせ、男子に続いて国立で切符を受け取ることができました。91年5月以来13年間勝てず、7連敗中の強敵相手に3−0。聖地国立には史上最高の3万人以上のサポーターが集まり、青き乙女たちを後押ししてくれました。
試合前日、大部選手に「なんで北朝鮮に勝てないんですか?」と聞いてみました。
答えは「そこへの思いが違う。ハングリー精神というか。日本のどのスポーツでも北朝鮮に勝つのは難しい気がします。向こうは『将軍様のために』と、一球一球にすごい力を込めて私たちに打撃を与えてくる感じですね。でも、昔はなかなかハーフラインを超えられなかったりCKやFKを取れなくて1:9で支配される試合だったけど、最近では3:7とか4:6の試合ができてきてるんです。明日が覆すチャンスなんです」。
今までを見てきたサッカー関係者は、「勝てば奇跡」だと思っていたようです。でも、練習場やスタジアムで会うサポーターたちは「勝てるよ〜。だって強いじゃん」と言っていました。私も、合宿にお邪魔して一緒に練習をさせてもらったりしていましたから、勝てると信じていましたよ。
アテネまであと100日を切りました。「すべてはアテネのために、そして女子サッカーの発展のために」という強い思いを胸に1つにまとまったチームは、きっと期待にこたえてくれると思います。「だって強いもん」。
岩澤昌美(いわさわ・まさみ)
静岡県藤枝市出身。SBS静岡放送を経て94年からフリー。日本代表はフランスW杯1次予選オマーンラウンドから追い続けている。東京FMや文化放送などで代表やJリーグのリポーターを務めるほか、テレビやサイトでも活躍。サッカー3級審判員の資格も持つ。
◇昭和45年会 選手やマスコミなどの垣根を取り払って集まって結成されている懇親会。会長は名古屋DF秋田豊。昭和45年生まれが原則だが、多少の前後は認めている。特に女性会員については、年齢未公表の人が多いため(怖くて)確認できない。
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