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2004/06/28
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「すべての道はドイツへと通じる」
テレビ朝日アナウンサー:角澤照治
「W杯の予選は試合のカラーが違う」。ジーコ監督の言葉です。でも、カ
ラーが違うのは試合だけではありません。9日のインド戦では、試合前のテ
レビ朝日中継スタッフルームもカラーが違っていました。「実力が違うか
ら、圧勝して当然」という見方が大方でしたが、試合前には楽観的なムード
はまったくありませんでした。仕事をしながらも、緊張気味のスタッフの表
情が印象的でした。こういうとき、普段は人一倍ゲンをかつぐ私ですが、今
回はしませんでした。代わりに? 後輩の進藤(潤耶)アナウンサーが、「
インドを食う」と、昼食にカレーを食べたそうです。
ゲンかつぎは彼に任せ、私は原点に帰ることを考えました。本大会は2年前
に実況しましたが、予選は初体験です。インド相手とはいえ、この試合もま
ぎれもなく「W杯」なのです。家を出る前、自分が実況した2年前のW杯の
チュニジア戦を15分間だけ見ました。自分自身にみるみる気合いが入って
きます。普段の親善試合でも全力投球しているつもりですが、やはりW杯は
違いますね。スタジアムに着いてみれば、あの6万人の大観衆。完全にスイ
ッチが入りました。自分自身もピッチ上で戦っているつもりになりました。
W杯予選らしい最高の雰囲気の中、ドイツへの道は、厳しいけれども、素晴
らしいものであることを再認識しました。
7月には、「もう1つのドイツへの道」が始まります。テレビ朝日では日
本代表が連覇を狙うアジア杯を中継します。優勝チームに与えられるのは来
年のコンフェデレーションズ杯への出場権。06年W杯のリハーサル大会と
して、ドイツで行われるのです。世界の強豪と戦える舞台であるとともに、
06年W杯への最高のシミュレーションになります。ぜひ優勝して、ドイツ
行きの切符を獲得して欲しいものです。
W杯予選とアジア杯、04年日本代表のすべての道はドイツへと通じてい
ます。
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角澤照治(かくざわ・てるじ)

1971年(昭46)3月11日、東京都
生まれ。聖光学院−慶大を経て93年、テレビ朝日入社。アナウンサーとし
て、スポーツ実況のほか、「報道ステーション」「やべっちFC」など
を担当。
◇昭和45年会 選手やマスコミなどの垣根を取り払って集まって結成されている懇親会。会長は名古屋DF秋田豊。昭和45年生まれが原則だが、多少の前後は認めている。特に女性会員については、年齢未公表の人が多いため(怖くて)確認できない。
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