nikkansports.comホームへ

すべてのナビゲーションを飛ばす。コンテンツへ すべてのナビゲーションを飛ばす。コンテンツへ
共通ナビゲーションここから 共通ナビゲーションを飛ばす。サイト内検索へ 共通ナビゲーションを飛ばす。サイト内検索へ
記事一覧   スコア速報   スポーツカレンダー  最新ニュースをRSSで公開しています
サイト内検索ここから サイト内検索を飛ばす。ジャンルナビゲーションへ サイト内検索を飛ばす。ジャンルナビゲーションへ
サイト内検索 
Powered by Google 
click here!
ジャンルナビゲーションここから ジャンルナビゲーションを飛ばす。ページメニューへ ジャンルナビゲーションを飛ばす。ページメニューへ
nikkansports.com・ホームへ ジャンルナビゲーション
野球ページへ サッカーページへ スポーツページへ バトルページへ 競馬ページへ 芸能ページへ 社会ページへ ライフページへ
 nikkansports.com > サッカーTOP > 日本代表 > コラム > 「解析料理」
ページメニューここから ページメニューを飛ばす。コンテンツへ ページメニューを飛ばす。コンテンツへ
新聞購読の申し込みはこちら

click here!
サッカーTOP
スコア速報
日程&成績
勝敗表
得点ランキング
Jリーグ
日本代表
世界にはばたくJ
セルジオ越後
toto
おすすめコンテンツ
  ブログ&コラム
  TV全国番組表
  コンピ指数
  ショッピング
  サッカーメルマガ
  プレゼント
  占い−0学占星術
  映像配信


地域情報
  北海道
  東北6県
  静岡
  なにわWEB
  九州

コラムタイトル画像 コラムタイトル画像
コンテンツここから このページの先頭へ戻るこのページの先頭へ戻る

データでみる日本代表「解析料理」

(2005年5月29日付紙面から) バックナンバー一覧へ

遅すぎる速攻率41%/鈴木不在VAに空白

<キリン杯:日本0−1ペルー>◇5月22日◇新潟スタジアム ビッグスワン
<キリン杯:日本0−1U A E>◇5月27日◇東京・国立競技場

 ハァ〜ッ…ジーコジャパンのゴールが遠い。キリン杯を2試合連続無得点で終えるなど、失点以上に煮え切らない攻撃ばかりが目につく。サッカー解析システムopta(オプタ)によると、ペルー、UAE戦の2試合で放ったシュートは37本を数えた。60%近いボール支配率を生かして攻め立てながら、打てども打てどもゴールが生まれない。W杯最終予選バーレーン戦を5日後に控え、閉塞(へいそく)感ばかり漂う日本代表の戦い方に何が足らないのか。結果の出せなかったキリン杯のデータから探った。

UAE戦前半6分 日本の大黒を生かしたダイレクトプレー

相手に余裕

 ジーコジャパンが煮え切らない。ボールこそ支配するが、ゴールが生まれない。攻めているからこそ、余計にじれったくなる。ペルー戦で16本、続くUAE戦でも21本のシュートを放ったが、守りを固められた上で打たされている状況だ。

■検証1 ポゼッションのワナ ジーコジャパンの基本戦術はポゼッション(ボール保持)サッカーだ。パスをつなぎ、ボールを動かすことで数的優位をつくり出し、ゲームの主導権を握って戦う。ただし、往々にして攻撃のスピードを緩める結果となり、相手に時間的余裕を与えてしまう。実際、UAE戦における攻撃の速攻(敵ゴールラインから36メートル以内のエリアへ12メートル/秒で運んだもの)率は41%でしかない。前回のバーレーン戦は34%だったので若干高まってはいるが、依然として「遅攻」の多さが目立つ。

■検証2■ バイタルエリア(VA)の不在 ゴールを生み出す重要エリアとなるVA(ペナルティーエリアを横に区切るラインの前後3メートル)がスカスカだった。本来FWが縦パスに対してターゲットとなる位置だが、肝心な場所に肝心の鈴木がいない(図1)。相手3バックを避けてサイドへ流れてボールを受けるプレーに終始し、中央の深い位置が空白なのだ。相手CBにプレッシャーがかかっておらず、こちらから守りやすくさせてしまっている。なお、守備意識が強い鈴木の平均プレー位置はMF小笠原より低く、大黒との距離も開きがち。結局UAE戦のシュートは0だった。

 「仮想バーレーン」ならば引いた位置設定からもっと前方のスペースを意識的に素早く突くとか、従来と違った戦い方をする必要があった。守備から攻撃に切り替わっても「常にポゼッションありき」では、みすみす自らのチャンスを限定してしまう。だからこそ、前半6分に大黒のスペースを突いた動きに小野が素早く反応した場面は秀逸だった(プレーイラスト)。

質高い動き

 サッカー解説者の戸塚哲也氏は言う。「今のFWは相手と駆け引きする場面が少ない。自ら動かず逆に相手が先に動いたスペースを使うとか、そうしたプレーがないと得点機も生まれない」。だからこそ、動きの質が高い大黒を生かさない手はない。鈴木と異なり常にゴールに対して半身の体勢を取り、相手の嫌がる位置でプレー(図2)できる稀有(けう)なFWだ。1本のシュートまでの平均時間も最短の20分(表参照)。フィニッシュを逆算した効果的な動きがあることを証明している。

 シュートが入る、入らないに特効薬はなく「状況を想定した反復練習するしかない」(戸塚氏)問題だ。では、それに対してできること。プレーの優先順位(プライオリティー)をつける判断力、そしてより多くのシュートチャンスを生みだしていくしかないのだ。6・3バーレーン戦はアウエーゆえ、押し込まれる展開が予想される。前方に広がるスペース、だからこそシンプルに素早く、やり返せ。【佐藤隆志】

図2 大黒のUAE戦 全41プレー
図1 鈴木のUAE戦 全40プレー

光った福西の守備

 ペルー戦同様、UAE戦でも中盤でのボールの取られ方の悪さがあった。前半ロスタイムには鈴木の横パスが直接相手FWに渡り、シュートへと持ち込まれた。キリン杯のボールロスト数はペルー戦62回、UAE戦69回。バーレーン戦の85回からすれば、決して多い数字ではない。ただし、ペルー戦でロスト位置が中盤エリア47%を占めたように、カウンターを食らいやすい不安定な状況だった。

 そこを修正して臨んだUAE戦は中盤エリア38%に減少。「あわや」という場面こそあったが、全体的に締まった守りを見せていた。FWからDFラインの

平均距離も39・35メートル(ペルー戦)→34・43メートル(UAE戦)と、一気に4・92メートルもコンパクトにしていた。いい守備がいい攻撃を生み、また逆もしかり。攻撃では目立たなかったが、2試合でクリア8を数えた福西。その相手の攻撃の芽を摘むプレーは光った。

UAE戦布陣
ペルー戦布陣

ロスタイム失点

■キリン杯VTR■
 ◆日本対ペルー
 右MFに三浦を先発させ、序盤から日本が優勢に試合を進めた。前半39分、その三浦が思い切りのいいロングシュートを狙うがGKの正面。結局、無得点のまま後半を迎えた。8分に負傷の玉田に代わり大黒が登場すると、日本の攻撃は活性化。大黒は27分、稲本の縦パスからシュート。続く31分にも小笠原のFKを頭で合わせたが、惜しくもボールはゴールバーを越えた。そしてロスタイム、ゴールを狙って前残りした日本は思わぬカウンターを食らい、決勝ゴールを奪われた。

 ◆日本対UAE 小野が序盤からチームを引っ張った。前半6分の大黒へのロングパスに始まり、26分には胸トラップしたボールを左足から右足へ浮き球で持ち直し、相手DFをほんろうするボレーシュート。得点にはならなかったが、サポーターを沸かせた。後半7分にもドリブル突破から左足で強烈なシュートを放つなど、孤軍奮闘した。しかし24分、ペルー戦同様に中盤の甘いディフェンスからスルーパスを通され、手痛い失点。この1点を返せず、屈辱の2連敗を喫した。ボール支配率は59・9%にも及びながら、決定力不足が響いた。

◆日本代表メンバーのキリン杯スタッツ◆

選手名 出場
時間
プレー
機会

セーブ
被枠
内S
パス シュート
阻止率
枠内S
阻止率
フィード その他
総数 成功 総数 成功
GK 川口 能活 191 61 2 5 17 7 38 28 88.2% 71.4% 17 11 0 3 0

選手名 出場
時間
プレー
機会

アシ
スト
シュ
ート
ラスト
パス
パス クロス スルーパス ドリブル 守 備
総数 成功 総数 成功 総数 成功 総数 成功

宮本 恒靖 191 88 0 0 0 0 76 68 1 0 0 0 0 0 2 9 0
田中 誠 174 114 0 0 0 1 97 82 3 1 1 0 0 0 2 12 1
坪井 慶介 169 116 0 0 0 0 87 78 0 0 0 0 1 1 2 26 4
茶野 隆行 16 9 0 0 1 0 6 4 0 0 0 0 0 0 0 2 0

三都主アレサンドロ 191 159 0 0 2 10 130 95 20 6 0 0 13 5 3 5 1
小笠原満男 191 134 0 0 7 6 103 76 11 4 3 2 2 1 3 2 5

福西 崇史

153 94 0 0 2 1 76 64 0 0 0 0 1 1 2 8 3
三浦 淳宏 96 63 0 0 2 0 53 41 7 1 0 0 1 1 1 3 2
加地 亮 94 82 0 0 0 1 68 60 5 1 0 0 6 2 1 5 1
遠藤 保仁 96 73 0 0 3 1 60 49 0 0 1 0 0 0 1 2 2
小野 伸二 94 84 0 0 5 4 68 56 8 6 2 2 5 4 1 3 3
本山 雅志 38 31 0 0 1 1 28 20 3 1 1 0 3 3 0 1 0
稲本 潤一 37 31 0 0 1 1 24 18 0 0 0 0 1 0 1 3 0

鈴木 隆行 145 76 0 0 3 2 57 44 3 0 1 1 3 3 3 2 3
大黒 将志 137 57 0 0 8 2 34 28 1 0 2 2 5 2 0 1 2
玉田 圭司 82 44 0 0 2 1 28 21 1 0 1 0 6 4 0 0 0
【注】出場時間はロスタイムを含む正味のもの。ラストパス=シュートにつながったパス。 B=ブロック、C=クリア、I=インターセプト。 セーブ=枠内シュートを防いだ数。チーム合計はプレー選手不明分も含む

◇opta(オプタ) Jリーグやプレミアリーグの公認するプレー分析データ。ただし、今回使用したデータ(シュート数等)は公式記録とは一致しない。出場時間はロスタイムを含めた正味の時間を採用している。

前のページへ戻る このページの先頭へ
日刊スポーツから | 広告ガイド | 会社案内 | 採用情報 | このサイトについて | お問い合わせ
  nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
  すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。