女子日本、選手の思い結実/五輪予選
<女子サッカーアテネ五輪アジア予選:日本3−0北朝鮮>◇準決勝◇24日◇国立
五輪にかける選手の熱い思いが、この一戦に結実した。上田監督は「ベストゲーム。選手の意欲も集中力も高まって、最高の状態で臨めた」と振り返った。「日本の女子サッカーの未来がかかっている」と臨んだこの試合。約3万人のサポーターにも後押しされ、2つの「幸運」を呼び込んだ。
前半11分。川上の右クロスを相手DFが信じられないクリアミスで後逸。ゴール前でフリーとなった荒川が、右足で先制した。幸運はさらに重なる。前半のロスタイム。荒川が左サイドを突破、折り返したボールがオウンゴールを誘った。後半にも追加点を奪う理想の展開だった。
左ひざ負傷を押して攻守に動き回ったエース沢は「最初から自分たちのペースで入れた。自分は点を取れなかったが、荒川、大谷がやってくれると思っていた」とかすれ声で話した。
情報収集も的確だった。攻撃力ばかりが注目される北朝鮮がGKと中央のDFに不安を抱えることを見抜き、早いタイミングのクロスと中央へのドリブルが有効と判断。この共通認識が、前半の2ゴールを生んだ。
[2004/4/24/23:32]
写真=前半、先取点を挙げ抱き合い喜ぶ日本イレブン(共同)
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