
〜第2弾・ハンガリーの巻〜
今回はハンガリー料理に挑戦です。東欧の内陸の国、ハンガリーについて、ほとんど知識のない藍田は、もちろんハンガリー料理初体験! 前回のシンガポール料理では庶民の味を堪能したので、今回は横浜の高級レストラン「アルテリーベ」に同僚の女性、グリとお邪魔しました。
みなとみらい線の日本大通り駅の2番出口を上がると、すぐそこに重厚感たっぷりの建物が。日本新聞博物館などが入っている横浜情報文化センタービルの1階にあるオシャレなお店が「アルテリーベ」。重たい入り口のドアを開けると、そこは中世ヨーロッパを思わせる空間が広がっていました。
1965年創業当時、ビールやソーセージを主流としたドイツレストランでしたが、00年に改装した際に、ハンガリー&オーストリアレストランにリニューアル。ハンガリー随一の味と格式を持つレストラン「グンデル」、オーストリアの由緒正しきレストラン「カフェ・ツェントラル」をイメージした内装で、テーブル、イス、調度品などはウィーンの工房で作るこだわりよう。食事中、3人の現地音楽家による生演奏を聞きながら優雅な気分。料理の味も絶品で、ハプスブルク家の女王になったかのような夢心地を体感できたのでした。
さて、ハンガリー料理の特徴については、32歳の若オーナー、日比生猛さんに伺いましょう。
ハンガリー料理の特徴は、パプリカを使った料理が多いこと。赤や黄色の“カラフルなピーマン”の仲間を乾燥させて、粉末にしたものを香辛料として使います。特に煮込み料理が有名で、コイなどの川魚を煮込んだものを「ハラスレイ」、牛肉を煮込んだものを「グーラッシュ」といいます。各家庭で毎日、中身の具や味付けを変えたものなど食べているようで、パプリカスープは、まさに「ハンガリーの味噌汁」なのです。
また、世界3大珍味のフォアグラの産地でもあります。フォアグラと言えば、フランス産が有名ですが、ハンガリー産は特に良質であるとのこと。ハンガリーでも高級食材ではありますが、日比生さんの友人宅では、朝からフォアグラをパンに塗って食べていたというぐらい、普通に手に入る食材のようです。
ワインはトカイワインが有名。ハンガリーの北東部にあるトカイ地方で生産されているもので、世界3大貴腐ワインの1つに挙げられます。17世紀のフランスのルイ14世が「ワインの王様、王様ワイン」と言ったという逸話も伝わっています。
さあ、この「アルテリーベ」で何を食べられるのか、藍田はウキウキです。
いやあ、またまた食った、食った、食った〜。今回はおなかだけでなく、精神的にも充足感を味わい、二重の満足。しかし、メニューを見ながら一抹の不安もあったわけで…。そう、お値段です。これだけの料理、サービスとくれば、正直言って、ちょくちょく来られるお値段ではありません。
恐る恐るレジに進むと、オーナーはにっこり、「ありがとうございました」。え、え、えええええ、そんな、いいんですか〜。なななな何と、自腹企画第2弾にしてムリョ〜〜〜。オーナーの太っ腹に感激! 脳裏には「ニッポン・コール」が駆け巡り、歓喜のブルーウエーブが…。やった、勝った! 大逆転勝利だ! これで日本代表のハンガリー戦勝利は間違いなし!
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◆日比生オーナーから日本代表にアドバイス
ハンガリーは日本と同じく四季があり、春は程よい気候で、夜に特別冷え込むということもありません。気候的には問題ないでしょう。日本と同様、温泉があるので、宿泊ホテルに引いてあるなら、入って体を癒すといいですね。ブダペストは、ドナウ川を挟んで高台側がブダで高級住宅地、平坦側のペストには庶民が住んでいます。ドナウ川沿いの建物はライトアップされるので、高台から見る夜景は非常にきれいです。チャンスがあれば是非、夜景も楽しんでください。また疲れたときは、ウニクムを飲んで体調を整えるといいかもしれません。
◆Aite Liebe(アルテリーベ)
「アルテリーベ」はドイツ語で「古い恋人、思い出の人」という意味。創業は1965年。当初はビールやソーセージを中心としたドイツレストランだったが、00年のリニューアル時に現在のスタイルに。歴史的建造物にも指定されている旧横浜商工奨励館の1階に位置しており、レストランウエディングにも最適なたたずまい。生演奏を聴きながら料理を楽しめる唯一のレストラン。店内の装飾は、19世紀末から20世紀初頭にウィーンで華やいだアールヌーボーで統一されている。
〒231・0021
神奈川県横浜市中区日本大通り11番地、横浜情報文化センター1階
お問合わせ&ご予約は、電話045・222・3346
ホームページはhttp://www.alteliebe.co.jp/yokohama/index.html
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〜グーラッシュスープの巻〜
あまりにもグーラッシュスープがおいしかったので、藍田が実際に料理してみました。レシピや料理本を全く見ず、自分の味覚だけを信じで材料を集めて調理。せっかくなので、野菜のパプリカそのものも使ってみました。さあ、出来栄えは??
自分ではかなり自身の味。家族の反応も◎。みんな「うまい、うまい!」と言っておかわりの連続。あっという間に、鍋が空っぽになったのでした。
後ほど市販されているレシピ等を見ると、デミグラスソースを使わずにトマトで煮たり、牛肉ではなく、鶏肉を使ったりと中身や味付けが色々あることが判明。藍田が作ったのは、「単なるビーフシチュー」との声もありますが、実際、ハンガリーでも味付けはさまざま。各家庭によって「お袋の味」が違うようです。ということで藍田特製グーラッシュは「我が家の味」に決まり!
| ★材料4人分★ |
| 牛もも肉 |
400グラム |
| 玉ねぎ |
中1個 |
| じゃがいも |
中3個 |
| にんにく |
1片 |
| 赤パプリカ |
1/3 |
| 黄パプリカ |
| 粉末パプリカ |
小さじ2 |
| 水 |
600cc |
| スープの素 |
1個 |
| 赤ワイン |
300cc |
| ラード |
大さじ1 |
| デミグラスソース |
適量 |
| 塩、胡椒 |
少々 |
| ☆作り方☆ |
| (1)牛もも肉を2〜3センチの角切り、玉ねぎ、にんにくはみじん切り、じゃがいもは3センチの角切りにする。 |
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(2)鍋にラードを熱して、玉ねぎをあめ色になるまで炒め、続けて牛肉を炒め、にんにく、パプリカも炒める。 |
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(3)水、スープの素、パプリカ粉末、デミグラスソースを入れ、アクを取りながら煮る。 |
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(4)じゃがいもを入れ、ある程度煮込んだら、赤ワインも入れて煮る |
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(5)煮込みながら塩、胡椒で味を整えて出来上がり。(調理時間約30分) |
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ハンガリー共和国(Republic of Hungary)
ハンガリーは オーストリア、スロバキア、ウクライナ、ルーマニア、セルビア・モンテネグロ、クロアチア、スロベニアに囲まれた東欧の内陸国で、国の真ん中を有名なドナウ川が流れている。首都はブダペスト。川沿いの19世紀の建築物が夜のライトアップによって照らし出される姿は「ドナウの薔薇」「ドナウの真珠」と形容されている。
国の面積は約9.3万キロ平方メートルで日本の約4分の1(世界108位)。そのうち3分の2が平地で農牧が盛んだ。人口は東京と同じくらいの約1100万人。公用語はハンガリー語。通貨はフォリント(HUF)で1フォリント=約0.5円。宗教は大多数がカトリックでカルバン派も2割ほどいる。国花はチューリップ、国歌はHymnusz(賛称)。
大陸性気候だが、西から大西洋型、南から地中海気候圏の影響を受けており、天気が変わりやすい。日本同様、四季もある。1月の平均気温は氷点下1〜10度、8月の平均気温が23〜27度と幅がある。
波乱の歴史を持ち、外国の支配に耐え続けた「悲劇の国」と称されることも。もともと大モラビラ帝国だったこの地に9世紀、アジア系の騎馬民族マジャール人(フン人)が東方から来てハンガリーを建国。周囲のスラブ民族からキリスト教や農耕技術を受け継ぎ、この地に定住した。13世紀にはモンゴル人の侵入、16世紀以降のトルコの侵略、18世紀はオーストリアのハプスブルク家の統治など経て20世紀は共産主義国として歩む。
1989年に現在の共和国に体制を変革し、99年にNATO加盟。現在は、欧州連合(EU)への加盟に向けて動いている。 経済発展が著しるしく、日本からはビザなしで渡航可。周辺国との戦争などで国境が何度も変えられたことで、ハンガリー領土の周りの国に多くのハンガリー人が住んでいる。
ハンガリー出身の有名人は、天才ピアニストのフランツ・リスト。ルービック・キューブをつくったルービック博士、ジョージ・ルーカスの両親もハンガリー出身。
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