U22代表闘莉王“野性の森”で打ち解けた
アテネ五輪を目指すU−22(22歳以下)日本代表が、自然の中で結束を強くした。17日、茨城県内の筑波大にある「野性の森」で、ASEと呼ばれる社会性育成トレーニングを行った。少人数で高さ4メートルのカベを協力しながら乗り越えるなど、ゲーム形式でコミュニケーションを高めた。新加入のDF田中マルクス闘莉王(22=水戸)もすっかり溶け込み、来年3月のアジア最終予選へ向けてメンタル面の準備を整えた。
年内最後の合宿の最終日は、一切ボールを使わなかった。大学構内の森で行われたトレーニングは、互いの意思疎通を密にするためのもの。横浜も今季前に取り入れたもので、5、6人が1組になり、さまざまな難関を協力しながらクリアしていくユニークな練習だった。FW田中達は「初めてで楽しかった。闘莉王とは初めてだったけど、コミュニケーションが取れてよかった」と振り返った。
一方の闘莉王も「これだけ個性(の強い選手)が集まっている中で、難しいかと思ったけど、みんな仲良くしてくれた」と明かした。わずか2泊3日の合宿だったが、違和感なく打ち解けた。山本監督は「みんなで1つのことをあきらめずやることの大切さを感じただろうし、それが最終予選の大事なところで必要になってくる」と練習の意義を説明した。これで年内の公式行事は終了。来年1月17日から、この結束をベースに五輪切符獲得を狙う。
[2003/12/18/09:03 紙面から]
写真=野外アスレチックトレーニングでターザンのようにジャンプする闘莉王(撮影・塩畑大輔)
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