U23、FWの軸は平山!2トップ一角固定
<練習試合:U−23日本代表3−1磐田ユース>◇6日◇ヤマハスタジアム◇30分3本
U−23(23歳以下)日本代表FW平山相太(18=国見高)が、攻撃陣の軸になる。山本昌邦監督(45)が明日8日のU−23イラン代表戦(埼玉)で、2トップを平山を軸に2人のパートナーを組み合わせるプランを明かした。6日、磐田ユースとの練習試合でも同様に起用され、先制点を導いた。ゴールこそなかったものの、パスでも能力の高さを示した。
もう、お客さんじゃない。年齢も関係ない。FWは、平山が軸になる。これまでも平山のイラン戦先発を示唆していた山本監督が、その起用プランを明らかにした。「平山の先発と、(田中)達也と坂田の組み合わせを考えている。(試合の)中盤に矢野。その中でいいものをアピールしていってくれればいい」。
この日の磐田ユースとの練習試合(30分×3本)でも、そのプランに沿って起用された。1本目は平山と田中達、2本目は平山を固定して坂田が試された。同タイプのFW高松が故障している事情もあるとは言うものの、1月の宮崎合宿に初招集されたばかりの平山への期待感は、日を追うごとに高まってきた。
この日のシュートは2本だけ。「相手のプレスが速くて、いい練習になりました。あまりゴール前にいた記憶がありません」と振り返った通り、ノーゴールだった。それでも、柔らかいパスを何本も供給。山本監督は「ボールの収まりがいい」と評価。開始12分の先制点は、平山のクロスをGKがこぼし、田中達が詰めて挙げたもの。得点につながる動きもあった。
合宿半ばで疲労が蓄積しており、オーストラリアで痛めた右足首も万全ではない。そんな状態でもチーム戦術の重要な位置に君臨し始めた。「田中さんは速いんで、追い付くように頑張りたい」と初々しくコメントした一方で、ずぶとさも見せた。「課題? 点を取ることです。騒がれるうちが花なんで、頑張りたいです」。あす8日は、西アジアの強豪イランが相手。怪物が潜在能力を披露するのに、ふさわしい舞台が整ってきた。【佐々木一郎】
[2004/2/7/08:04 紙面から]
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