信念のジーコ日本「何も変えない」
06年ドイツへ、日本代表ジーコ監督(50)は不動の姿勢で決戦の時を迎える。同監督と日本代表候補23人は13日、最終合宿地となる埼玉入り。今日14日から最後の総仕上げに突入する。W杯アジア1次予選のオマーン戦まであと4日と迫ったが「何も変えない」と、指揮官はジーコジャパンの信念を貫くつもり。一方で寒さ対策のナイター練習も計画している。
苦戦したイラク戦から一夜明け、ジーコ監督は笑顔で宿舎入りした。同じ中東のオマーン戦へ向けて、漂う危機感。そんな空気を断ち切るかのように「自分たちがしっかりとサッカーをするだけ。オマーン対策? 特別なことはしない。今までの情報がかなりある。うちがいいサッカーをすればいいだけ」と、揺るぎない自信をのぞかせた。
オマーンの速さや3バックを想定したイラク戦。シュート本数で下回る消極的な内容で、12日の試合後は「18日(オマーン戦)は厳しいものになる」と話していた。しかし、それも修正された。「内容は悪かったが勝てた。それを糧にやっていく。今までの内容や考え方を変えずに勝ちを意識する。練習内容もプランも変えるつもりはない」。02年7月の就任から数えて21試合目で迎える大一番。培ってきたジーコジャパンの自然体で臨む覚悟だ。
もちろん、地の利は生かすつもりだ。決戦の舞台、埼玉は試合開始の午後7時台は6・8度(気象庁の12日データ)。終了時は4度台にまで急激に冷え込む。選手の動きに影響することは間違いなく、日本協会の平田GSもイラク選手が寒さで本来のプレーではなかった点を指摘していた。「暖かいところだったらやられていた。今回のオマーン戦も2月の日本開催にして正解」。そこで今回の合宿期間中に1日だけ午後7時開始のナイター練習を計画。寒さに慣れる狙いで実戦形式のメニューも組む。
宿舎でうがいを徹底させて、風邪も予防。万全の寒さ対策も施して決戦の日を迎える。【田 誠】
[2004/2/14/07:06 紙面から]
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