大久保、U23代表落選「もう1度頑張る」
ショッキングな連絡にも、大久保は必死に悔しさをこらえた。午後3時前、C大阪がキャンプを張る宮崎にU−23代表落選の知らせが届いた。「協会が決めたことなんで。まあ僕はクラブでもう1度頑張るしかない」と、落胆する気配を見せず話した。
ほんの1週間前までは、A代表と五輪両代表での活躍を誓っていた。だが、12日にA代表から落選。それでも気持ちを切り替えて翌13日にC大阪に合流。3月1日から始まるアテネ五輪アジア最終予選に向け、調整を続けていた。そんな矢先の「悪夢」だった。
山本監督は「1月から休みがなく、コンディションが良くなさそうだった」とメンバーから外した理由を説明した。昨年5月31日の韓国戦でA代表にデビューして以来、五輪代表、C大阪の3つを掛け持ちでこなしてきた体調面を不安視。加えて期待されたA代表では14試合無得点、安易に警告を食らう精神的な甘さもマイナス印象となった。後輩平山の台頭もあった。
幸いにも山本監督は「爆発力をチームに生かしてもらいたい」と日本開催の第2ラウンドに期待する考えも示している。落選が決まった後、大久保はC大阪の練習で元気に動き回った。「もう1度呼んでもらえるように頑張ります」。国見高の後輩平山が新エースとして脚光を浴びる中での試練。「アテネのエース」を勝ち取るには、Jリーグで結果を残すしかない。
[2004/2/17/08:05 紙面から]
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