ハンガリー戦は左利き2トップ久保&玉田
【ブダペスト(ハンガリー)23日=岡本学、永井孝昌、中村基也】ジーコジャパン初のレフティー2トップが、ハンガリーDF陣をかく乱する。東欧遠征3日目の練習に、22日夜(日本時間23日未明)に当地入りしたFW久保竜彦(27=横浜)が合流。FW玉田圭司(24=柏)と初めてコンビを組んで、ポジションを入れ替わりながら相手ゴールへ迫った。明日25日の親善試合ハンガリー戦で先発濃厚な左利き2トップが、ゴールマウスをこじ開ける。
中央付近で2トップの久保と玉田が交差しながら、前線へ飛び出していく。右の久保が左へ、逆に左から玉田が右へ。逆のパターンも試された。玉田は「どっちが左? 適当です」、久保も「左右は関係ないです」と2人の位置関係について説明。久保が前夜合流したこともあってコンビネーションはまだまだだが、ハンガリー戦へ楽しみな動きを随所に披露した。
ジーコ監督になって11組目の2トップだが、左利きコンビは初。同監督は70年W杯で優勝したブラジル代表を例に挙げ「当時もジアソン、リベリーノら左利きがいた。面白いですよ」と期待した。玉田は「タツ(久保)さんは前線でキープ力もあるし、体も強いし、ジャンプ力もある。その周囲でボールをどんどん拾って攻めていきたい」。2人とも左足が得意だが、右足も使えるだけに攻撃の幅も広がる。
4月に入って久保はすでに6試合を消化。新潟、大分、そして韓国遠征と長距離移動を繰り返しながら、中2、3日で試合をこなしている。「体が重い」というものの、ジーコ監督は「今日見ていただいた通り、かなり気合が入っている。口でやれるというより、動きで見せてくれた」と高く評価。2月の鹿嶋合宿で規律違反を犯した8選手の中でただ1人の復帰となったが「自分の中で処理できている。もうそのことには触れたくない」とジーコ監督。得点力不足解消なるか、レフティー2トップに注目だ。
[2004/4/24/07:15 紙面から]
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