玉田初ゴール!久保みそぎ弾!/親善試合
<国際親善試合:ハンガリー3−2日本>◇25日◇ハンガリー・ザラエゲルセグ
日本代表の新しい2トップが、初コンビで結果を出した。ハンガリーに2点を先行された後半30分。代表初先発のFW玉田圭司(24=柏)が左足で記念すべき初ゴールすると、2分後にFW久保竜彦(27=横浜)も左足で日本代表戦での海外初ゴール。2−3で敗れはしたものの、2点差から1度は同点に追いつく活躍を見せた。この日、ハンブルガーSVのFW高原直泰(24)が代表を辞退したため、28日のチェコ戦でも2人が先発する可能性が出てきた。
2点を失っても、代表初先発の玉田は一瞬の隙を狙っていた。「チャンスを生かしたい」。後半30分、本山と相手DFが競り、ボールがこぼれた。鋭く飛び出すと右足でトラップ。「とっさに出た」左足で逆襲ののろしとなるシュートを決めた。その2分後には、久保も左足で代表戦海外初ゴール。ジーコ期待のレフティーコンビが、1度は試合を振り出しに戻した。
ロスタイムの敗戦に、玉田は唇をかみしめたが、確かな手ごたえも感じ取っていた。代表2戦目で初ゴール。「自信にもつながるし、周りも信頼してくれる。そうすれば、ボールもどんどんくるようになる」。前半は滑りやすいピッチに苦しんだが、後半からは固定式スパイクに履き替え、強い気持ちでチャンスをひたすら待っていた。
久保も無断外出事件後、代表復帰初戦でみそぎとなるゴールを決めた。「チームが負けたら意味がない」と話したが、GKを見ながら打った正確なシュートはさすが。アシストを決めた本山も「裏へいい動きをしていたので、出しやすかった」と、国内組での連係ゴールに笑顔を見せた。
さらに、レフティーコンビはこれまで海外組を優遇してきたジーコ監督の信頼も勝ち得た。「今日の活躍ぶりならレギュラーで代表でやっていける。2人とも動きの質が良かった」。28日チェコ戦でもコンビ継続の可能性は高まった。久保は「玉田は足が速いし、勝負もできる。やりやすかった」。左利きコンビが、次こそ勝利を引き寄せる。
[2004/4/26/08:49 紙面から]
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