平山トルコ戦限定代表、五輪アピール1日
FW平山相太(18=筑波大)が19日、トルコ選抜戦(26日)とマリ五輪代表戦(6月1日)に臨む五輪代表メンバーに選出された。日本協会はこの日、この2試合に向けて24人を発表。この朝U−19(19歳以下)日本代表のアジア遠征から帰国した平山は、トルコ選抜戦限定でメンバー入りした。直後に参加が予定されるU−19フランス遠征を含めて04年の代表(五輪、U−19、高校選抜)での合計活動日数は100日を突破する。
平山のスケジュール帳には、空欄が見当たらない。U−19代表として帰国した約10時間後、発表された五輪代表24人の中に名を連ねた。26日のトルコ選抜戦後は五輪代表を抜け、トゥーロン国際大会に臨むU−19代表として渡欧する。会見した山本監督は「向こうの方が試合数が多いので」と実戦経験を積ませたいための処置だと明かした。
この日は、今年に入って平山が「代表」と名の付くチームで活動した90日目。3つのチームを掛け持ったためで、今年は3分の2近くを日の丸をつけて生活した計算になる。トゥーロン国際大会終了まで完走すれば、計109日。半年たらずで8カ国を渡り歩く。
掛け持ちの成果は表れつつある。U−19代表のアジア遠征は2戦2得点。同代表の大熊監督は「(チームを)引っ張ろうとして、ピシッとやっていた。自覚? ちょっとずつ変わっている。そうでないといけない。(五輪代表での経験を)還元してくれないと意味がない」と期待した。
もっとも、平山にとって五輪メンバーに残るためにアピールできる場は、トルコ選抜戦が事実上最後になる。6月に入ればオーバーエージの選考が進められ、同30日に日本オリンピック委員会に選手登録される。「頑張るだけです。トルコの印象? まったくないです」と平山。短い言葉に、決意を凝縮した。
早朝の帰国後は、授業に出席するため筑波大へ向かった。23日には関東大学リーグ前期最終節の駒大戦も控える。アテネ五輪後には、アジアユース選手権(9月、マレーシア)へ向けてU−19代表に専念する方針も日本協会は固めている。スケジュール表が予定で埋め尽くされる平山だが、それが黒くなればなるほど、サッカー選手としてタフになる。【佐々木一郎】
[2004/5/20/09:09 紙面から]
写真=平山(右)は中村と笑顔で帰国した(撮影・蔦林史峰)
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