ロシア代表9人の妻らが新聞ヌードで激励
欧州最強を決める欧州選手権は今日12日(日本時間13日)、ポルトガルで開幕する。初日にスペインと対戦するロシアでは、選手の妻やガールフレンドが「ひと肌脱いで」チームにゲキ。国内の新聞にヌード写真を披露し、60年の第1回大会(当時はソ連)以来44年ぶりの欧州制覇へ裸のメッセージを送った。
ロシアの新聞「コムソモルスカヤ・プラウダ」では、大々的な女性のヌード写真がページを飾った。女性たちは、ただのヌードモデルではない。大事なところはダンナの顔写真で隠されているが、ロシア代表選手の夫人やガールフレンドたちなのだ。4月の親善試合でノルウェーに敗れ「何とかチームを盛り上げたい」と思い立った夫人部隊が、ダンナたちを奮い立たせるためにひと肌脱いだ。
撮影を担当したフリーカメラマンの女性は言った。「奥様方はやるべきことをやり終えたわ。さあ、次は男たちの番よ」。ヌード写真を披露したのは、MFスメルチン主将の妻ラリザさん、GKオフチンニコフの妻インガさんら9人の妻とガールフレンド。モデル出身で写真を撮られ慣れている女性もいたが、ほとんどは初めてのヌード披露。戸惑う女性も多かった。
選手たちは自分の妻が裸身をさらすことに渋々撮影を了承したというが、中にはFWブリキンのような選手も。同紙の担当者によると、24歳のストライカーは脱ぐのをためらう彼女のオクサナさんに向かってこう言ったという。「さあ、オクサナ。キミの姿はオレにとって最高のウオーミングアップなんだ」。
かつてロシアは、欧州選手権で輝かしい成績を残してきた。60年の第1回大会優勝。4強以上にも4度進出し、準優勝も3度ある。しかし、その好成績はすべて旧ソ連時代のもの。ソ連崩壊後は予選突破にも苦しみ、前回大会も本大会出場を逃している。それだけに開催国ポルトガル、優勝候補スペインと同組に入った今回は、ロシア復活に向けてチームも本気なら夫人部隊も本気。12日、いよいよ開幕する欧州選手権初戦でスペインと対戦するロシア代表は、女性たちからの裸のエールに燃え上がる。
[2004/6/12/09:01 紙面から]
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