脱げば即警告!コリーナ氏最後の国際舞台
欧州サッカー連盟(UEFA)は10日、欧州選手権を裁く12人の審判団と話し合い、シミュレーション、ケガをしたように見せかける行為に加え、ゴール後のパフォーマンスでユニホームを脱ぐことも「即警告」とすることを確認した。特にUEFAは「後方からのタックルや悪質なプレーは即退場。絶対に見過ごさないように」と審判団に厳しく指示。ただ、ゴール後にユニホームをめくって頭からかぶるまでは、警告とはしないことになった。
UEFAのロス審判委員長は「今大会に向け、欧州でも最高の12人の審判をそろえた。これだけのレベルを持つ審判は欧州以外の世界中を探しても4、5人しかいない」と大会運営に自信。「素晴らしいフェアプレー精神のもとに、大会が成功することを確信している」と、警告、退場の決定については選手の安全を最優先したことを強調した。
その欧州選手権の開幕戦ポルトガル−ギリシャは、世界一有名なコリーナ主審が裁く。国際大会の笛を吹くのは45歳までと定められており、来年2月で45歳となるコリーナ氏はこれが最後の国際舞台。「後悔はないし、複雑な心境でもないよ。イタリアではまだ審判を続けることになるし、欧州選手権が素晴らしい大会になるよう望んでいる」と話した。審判団も決意を新たにして臨む04年欧州選手権。今日の午後5時(日本時間1時)に鳴り響くコリーナ氏の笛で、7月4日の決勝まで全31試合の熱戦は火ぶたを切って落とす。
[2004/6/12/07:29 紙面から]
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