チェコ4強へMFネドベド警告怖い
【リスボン30日=岡田美奈】チェコMFパベル・ネドベド(31=ユベントス)が27日の準々決勝デンマーク戦で受けた警告が波紋を広げている。デンマークMFグランケアーが大げさに倒れ、同時にネドベドの髪を引っ張る後半16分の映像が現地で繰り返し流されている。「警告が出るほどのファウルではない」とチェコ協会がUEFAに見直しを求めたが、裁定の撤回はなかった。
1日(日本時間2日未明)の準決勝ギリシャ戦で、ネドベドが仮にもう1回警告を受けると、決勝に進出した場合でも出場停止。昨季欧州チャンピオンズリーグ決勝ACミラン戦も累積警告で出場できず、チームも敗れた。「準決勝では思い切りプレーしたい」と話すが、重圧がかかる。
96年大会決勝を累積警告で逃したMFシュミチェルは「ネドベドは主将でチームの柱。絶対にプレーさせてやりたい」と語気を強めた。02年W杯決勝ではMFバラックを出場停止で欠いたドイツがブラジルに敗れた。仮にネドベド不在なら、チェコは大きな痛手だ。昨年の欧州最優秀選手は、審判団の裁定という敵とも戦わねばならない。ギリシャ戦はセリエAでも顔なじみのコリーナ主審が裁く。
[2004/7/1/07:23 紙面から]
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