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【マスカット(オマーン)8日=盧載鎭】オマーンの秘密兵器の1人、FWアルバルシ(22)がベールを脱いだ。7日に当地で行われたイラク戦の後半から出場。2分後には、ハーフライン付近から右に出たボールを追い、3メートル先を行く相手DFを抜き去った。最初の15分間で飛び込む位置を変えながら3度見せた快足は驚異的だった。
マチャラ監督は「彼をテストできたのはよかったけど、復帰したばかりでまだまだつかえない」と話したが、日本戦でスーパーサブとして起用されるのは間違いない。1月のガルフ杯でひざを負傷して以来の実戦で、15分すぎからは運動量が落ちたが、短い時間なら恐ろしい切り札になる。
チーム全体も成長した。五輪4強のイラクに対してスコアこそ1−0だが、内容は一方的だった。終盤には相手ゴール前で10回以上ボールをつないでチャンスを作るなどの余裕まで見せた。常に相手陣で試合を展開したため、日本の報道陣の前で得意のカウンターを見せる必要もなかった。
「今は海外で7人もプレーしているから集めるのが大変。連係も取れていないし、日本戦は難しい」。マチャラ監督は弱気な発言を繰り返したが、スピード王復活で手ごたえを感じているのは間違いない。
[2004/10/9/07:00 紙面から]
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