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第2の黄金世代育てるために/連載

<06年ドイツへ最初の聖戦(4)>

 日本協会には国際サッカー連盟(FIFA)アジアサッカー連盟(AFC)の公式行事を中心とする「世界カレンダー」がある。W杯関連なら05年アジア最終予選、06年ドイツ大会、10年南アフリカ大会といった具合だ。

 オマーン戦を前に朗報となったのが、U−19(19歳以下)日本代表のワールドユース出場権獲得だった。1世代下のU−16日本代表が9月に日本で開催されたアジア予選(U−17アジア選手権)で敗退。世界切符を逃した直後だけに、窮地を救う吉報になった。

 「北京を目指す世代が南アまでつながってきますから」。日本協会の事業計画作成の中心にいる渡辺事業部長も胸をなで下ろしていた。平山(筑波大)カレン(磐田)森本(東京V)らが主体となって05年ワールドユース、五輪予選、そして08年北京五輪を目指す。その先には10年のW杯南ア大会がある。ユース世代から五輪世代、そしてW杯世代はサッカー界の理想的な「流れ」である。

 99年ワールドユースで準優勝した小野、稲本、高原ら「ゴールデンエージ」と呼ばれた世代がある。当時のメンバーはシドニー五輪から日韓W杯と歩み、24、25歳となって日本代表の中心選手に成長した。今回のオマーン遠征メンバーにMFとFWだけで6人も名を連ねている。

 川淵キャプテンが若年層の強化を打ち出しているだけに、選手の視線の先にW杯出場という目標があるかないかでは大きく違ってくる。平山世代を「第2のゴールデンエージ」に育て上げるためにも、負けられない一戦となる。【田 誠】

[2004/10/9/13:33 紙面から]


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