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北朝鮮戦の「主役」は国内組が担う。日本代表MF遠藤保仁(25=G大阪)が27日、W杯最終予選・北朝鮮戦(2月9日)の直前に合流する海外組に「宣戦布告」した。国内組が中心となって連覇を成し遂げた昨夏アジア杯の自信を強調。海外組の不参加が決まった29日カザフスタン戦、2月2日シリア戦の2試合を絶好のアピールの場として、ジーコジャパンの基盤を国内組で固めるつもりだ。
いつまでも代役で終わるつもりはない。カザフスタン戦で先発する日本代表MF遠藤は、これまでの苦い思いを振り切るように語気を強めた。「海外組が中心じゃなく国内組が中心になってやった方がいい。昨年も結果を出したし、自信を持って、強い気持ちでやればいい」。カザフ、シリア戦で、昨夏のアジア杯制覇で国内組が築いた基盤が揺るぎないことを証明する。
この日の横浜ユースとの練習試合でも遠藤の意欲がピッチにほとばしった。マルセイユ移籍で離脱した中田浩の代役先発も、チャンスは逃さない。前半27分に演出した先制点は、中盤から左の三都主へロングパスを送り、そのまま前線へ攻撃参加してゴールにつなげたもの。「2列目からの飛び出しが有効。ああいうプレーを本番で増やしたい」。コンビを組む福西とはアジア杯で深めた絶妙のバランスが武器。「1人が前に行ったときにはチャンスになる」。ボランチからの攻撃参加を突破口にする。
ジーコ監督が「(北朝鮮戦前の)2試合で呼べないことは分かっている」と覚悟を決めたように、海外組はまたも本番直前の合流。ボランチでは、小野が左足首手術して招集見送り、稲本は6日のリーグ戦後の帰国予定だ。国内組との融合、コンディション調整の問題は、昨年の1次予選で苦戦した原因だった。ジーコ監督も「中途半端な選手は使えない。国内組のレベルも上がっている」と言い続けてきた。もう海外組だけが頼りじゃない。重要な北朝鮮戦を前に、神様の迷いを消し去る結果を出す。【西尾雅治】
[2005/1/28/08:12 紙面から]
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