日本代表の国内組は、北朝鮮戦へ向けて新たなセットプレーにも着手した。6日の午前練習でレギュラー組だけが集まり、セットプレーを入念にチェック。MF中村の先発落ちでキッカーを務めるMF三都主、小笠原が6パターン、計32本のFKを放った。
目を引いたのはジーコ監督から伝授された新バージョンだ。小笠原の左FKからFW鈴木、MF福西、DF中沢、宮本と長身4選手がニアサイド、中央に突っ込む中、FW玉田がファーサイドから2、3歩後退してダイレクトボレーを放った。相手選手のマークを4選手に引きつけ、玉田をフリーにする狙いだった。4本中2本を決めて、手応えをつかんだ。
宮本は「(ニアは)うちの武器の1つだけど、選択肢が増えればいい」と緊急テストも前向きにとらえた。セットプレーは重要な得点源だ。セットから5プレー以内に挙げたゴールは昨年以降、全得点のうち38・9%を占める。ジーコジャパン発足時から03年までは同23・5%だっただけに、最大の武器に成長したことを証明している。
「相手に何をしてくるか分からないと思わせることが大事。高原が入ってもイメージはある。同じファミリーだから大丈夫」と三都主。セットプレーの引き出しが増えれば増えるほど、北朝鮮守備陣に迷いが生じる。【広重竜太郎】
[2005/2/7/09:21 紙面から]
写真=セットプレーの練習で主力組の(右から)中沢、宮本、玉田、鈴木、福西らに指示を出すジーコ監督(撮影・越田省吾)
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