中村より1日早く帰国したFW高原は、ジーコ監督が、北朝鮮戦の先発を国内組で固める方針を明らかにしたことは聞いておらず、報道陣の質問にも無言を貫いた。「とにかく大事な試合。きっちりホームで勝ち点3を取りたい」と必勝を宣言した。
5日のニュルンベルク戦で2得点してのがい旋になる。「タイミング良く取れた。気分的にいいし、いろいろな意味で次につなげられるゴール」。代表のホテルに到着後はさっそく体を動かし、プールとジムで汗を流した。「北朝鮮のことは全然分かんないけど、自分たちのサッカーをやれば大丈夫。1試合1試合が大事になる。できるだけたくさん勝ち点を取れるようにしたい」と最終予選突破へ、長期的な視野で臨む考えを示した。
朗報も舞い込んだ。バイヤースドルファーGMが、契約を06年まで延長する意向を明らかにしたと7日付のビルト紙が報じた。02年磐田から完全移籍した際、05年6月までの2年半+1年のオプション付きの契約を結んだが同GMは「W杯までの契約延長を考えている」とオプション行使を明言。06年本大会を目指す高原にとって、最高の状況が整った。熱望する先発は厳しい現状も、北朝鮮戦はエースを証明する舞台。決めないわけにはいかない。【村上幸将】
[2005/2/8/08:52 紙面から]
写真=北朝鮮戦を前に帰国し、うつむき加減に入国ゲートに向かう高原(撮影・宇治久裕)
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