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<キリン杯:ペルー1−0日本>◇22日◇新潟ビ
大黒が、揺れる視界のまま右サイドに抜け出した。右足インサイドでFW鈴木へクロス…のはずが豪快に空振りした。「これは入れなあかんわ」。一目散にベンチ前に走って、早川コーチの持つ手鏡をのぞき込んだ。後半15分に外れた右目のコンタクトレンズを装着。「そのままやろうと思ったけど、残り25分ぐらいあった」。右目を勢いよくぬぐいピッチに飛び出した。
後半8分にFW玉田に代わって出場。自己最長の37分間、ピッチに立った。得意の裏を狙う動きで、攻撃を活性化。同27分にはMF稲本の縦パスを直接シュート、同31分にはMF小笠原の直接FKを頭で合わせた。計4度も「大黒コール」を受け「時間が一番長かったので、らしい動きはできた」と話した。
もう「新顔」ではない。3度目の代表合宿でなじんできた。宿舎では小笠原とカードゲーム「UNO」で交流。試合中もDF三都主に「相手を抜き切らずにクロスを上げてくれ ! 」と大声で要求した。ジーコ監督も「積極的だったし、出来は良かった。彼の良さが今まで以上に出てきた」と評価。代表へのこれまでの「貢献度」から、この日もベンチスタートさせたが、それでも合格点を出した。
J得点王の片りんは見せた。だが2月9日の北朝鮮戦に続くゴールは逃した。「シュートを外してもうた。それで負けた」と反省。27日UAE戦はFW高原の負傷で鈴木、玉田、大黒の中から2トップが決まる。「要はシュートを入れるか、入れへんか。またシュート練習しないといかん」。FWとして、シンプルにゴールで自分の存在を証明する。
[2005/5/23/08:56 紙面から]
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