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U−20(20歳以下)日本代表が3日、ワールドユース選手権に向けてオランダへ出発した。未定だった主将には、早大MF兵藤慎剛(19)が指名された。本戦で大学生が主将を務めるのは10年ぶり2人目。昨年のアジアユース選手権では東京DF増嶋が務めたが交代した。チーム浮沈のカギは、国見高時代からコンビを組む、筑波大FW平山相太(19)との大学生コンビに託された。
搭乗直前、大熊監督が口を開いた。空白だったポストに、170センチとチーム2番目に小柄な司令塔が就任することを明かした。「主将は兵藤? そうですね。向こうに着いたら選手たちに伝えようと思っている。メンタル面もしっかりしているし、プレーを含めて必要不可欠な選手」と、全幅の信頼を口にした。03年7月のチーム発足以来、最多の29試合出場。5月のカメルーン、チリとの壮行試合では、ともにキャプテンマークをつけていた。
兵藤も「このチームには長くいるし、引っ張っていかなければと思っている」と自覚は十分だ。大学生の主将は、95年カタール大会の国士大MF伊藤卓(元湘南)以来。J発足以降、大学は地味な存在になっているが「大学生でもやれるんだ、というところをアピールしたい」と、国見高3年以来の大役に力を込めた。
得点源の平山とのホットラインは、同代表でも常に同部屋とあって完成度は高い。今回は2人で相談し、DVDで全24巻のドラマを持ち込んだ。楽しみにしていたドラマだが、鑑賞は1日1巻限定。準々決勝が終わる24日間の滞在を、最低ラインと誓い合っている。
その平山は「外国の選手の方が戦うのが楽しみ。兵藤とのコンビは問題ない」と話した。2大会連続で指揮する大熊監督は「前回より相手国の研究は進んでいる」と話し、攻撃の中心的存在として2人の名前を挙げた。日本の運命は大学生にかかっている。
[2005/6/4/07:13 紙面から]
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