|
日本協会は、W杯ドイツ大会直前から大会期間中の日本代表のベースキャンプ地として、ボンを第1候補としていることを発表した。ジーコ監督は、20以上の候補地の中からボンだけを実際に現地で視察。第1候補とした理由について、以下の3点を理由に挙げた。
(1)環境 「(日本代表が合宿に利用する)成田の雰囲気に近い。街としてすごく落ち着いていて、W杯の喧噪(けんそう)もなさそう。あまり隔離された場所だとアップアップしてしまうし、人間らしく過ごせないような無理がある場所では結果も出ない」。田嶋技術委員長も「大きな街ではストレスもたまるが、ホテルも街の中心ではなくライン川のほとりにあり、気分転換もできる。練習場も宿舎から車で5分くらいと、ちょうどいい」と話した。
(2)利便性 「キャンプ地でコンディションをつくって試合に臨むのが理想。移動にも体力がいるが(ボンなら)不必要な移動もない」。W杯会場のゲルゼンキルヘン、ドルトムント、ケルンにはキャンプ地からバスでの移動が可能。最寄りの空港へも車で20分。フランクフルト、デュッセルドルフの間という位置で資材確保にも便がいい。
(3)質 「ホテルは、W杯期間中に独占するのは難しいがプール、筋トレ施設も整っている」。田嶋技術委員長も「貸し切り可能なところもあったが、部屋数、食事など機能的な部分の質を考えた」とした。
ただジーコ監督は「すぐに、というのではなく、じっくりと検討しながら決めたい。問題があれば協力してもらえるとも聞いている」と話した。日本協会側はまずFIFAに申し込みを済ませ、抽選会後の変更が可能かどうかも確認した上で、勝利のために、できうる限りの準備をボン側と煮詰めていく。
[2005/10/6/08:52 紙面から]
|