【キエフ(ウクライナ)9日=永井孝昌、小西弘樹、益子浩一】右足第5指(小指)の炎症のため8日のラトビア戦を欠場したMF小野伸二(26)が、12日ウクライナ戦出場をジーコ監督に訴える。蹴るのは問題ないが走ると痛むという状態だが、離脱せず代表チームとともにキエフ入りした。ダイヤモンド型の中盤というオプションを増やすためにも、小野が加わった布陣でのテストは不可欠だ。
ラトビアの首都リガからウクライナへ向かうチャーター便に、小野は乗り込んだ。「(ウクライナ戦に)出るつもりで準備している。じゃなければ、ここ(代表に)にはいない。ジーコにもそう言うつもりです」と話していた前日に続き「出られると思います」と繰り返した。
故障の状況は、日々変化する。「蹴るのは問題ないけど、走ると痛い」という状態。「フェイエノールトにいるときから痛かった。それが(ラトビア戦の前日に)ひどくなっただけ。痛みとつき合う感じ」と説明する。多少の痛みがあっても、ウクライナ戦出場を望む。手ごわい相手との試合に飢えているからだ。
UEFA杯で敗退が決まり、所属するフェイエノールトではオランダリーグだけが活躍の舞台になっている。強いチームと戦う機会は限られる。自身のレベルアップのために、欧州でW杯出場1番乗りを果たした強敵ウクライナ戦はムダにできない。「強い相手とやって、どれだけやれるかを試したい。それがレベルアップにつながるから」と小野。ひと回り大きくなるチャンスは、無駄にしない。
[2005/10/10/10:14 紙面から]
写真=ラトビア戦から一夜明け、ウクライナのキエフに出発する小野ら日本代表(撮影・宇治久裕)
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