横浜MF柳が決勝ゴール
横浜はMF柳想鉄(31)の決勝ゴールで京都を2−1と逆転で破り、暫定2位に浮上。V戦線に踏みとどまった。最下位相手に苦戦し、優勝争い脱落の重い空気が漂うチームを救った。後半40分。マルキーニョスのシュートをGKがはじき、ゴール前に飛び込んだ柳が右足を振り抜いた。岡田監督の妙手に、経験豊富な柳が応えた得点だった。
岡田監督が残り10分で勝負に出た。MF大橋を投入した際に布陣をFW3人の4−3−3へ変更。右サイドバックで先発の柳には「FWの位置に上がれ」と指示していた。99年から横浜、柏で4年間プレー。Jリーグ通算38得点を挙げた柳の本職はFW。ゴールへ向かう「きゅう覚」は衰えていなかった。「FWの位置にいると30秒あればゴールチャンスはくる。あきらめずに狙っていた。たまたま僕のところにボールが転がってきただけ」と振り返った。
今回の復帰で与えられた位置は故障中の波戸の穴を埋める右サイドバック。それでも不満を漏らすことはない。「僕にとって一番の目標はどこでプレーするかじゃなくチームが勝つこと。右でも左でも、ボランチでもやるよ」と笑った。韓国代表主将の加入後は2連勝。逆転Vの可能性が少しだけ、見えてきた。【田 誠】
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