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2003年9月28日付紙面から
横浜が暫定首位浮上!FW久保が先制V弾
<第8節>横浜 1−0 G大阪
横浜が完全Vへ向け、暫定ながら第2ステージ(S)初の首位に浮上した。ホームのG大阪戦で、前半18分にFW久保竜彦(27)が挙げた今季10得点目となる先制ゴールを守り切り1−0で勝利を収めた。久保が得点した試合はこれで第1Sから7連勝。10月の海外遠征で日本代表復帰も確実となった。第2Sは序盤戦で足踏みしていたが、1引き分けをはさんで4連勝。勝ち点15で市原と並び、得失点差で上回った。
不敗のストライカーが強烈なシュートを放つ。横たわるG大阪のDFもGKも蹴散らして、横浜久保が豪快に力でねじ込んだ。
勝利を確信して臨んだ一戦だった。右太もも肉離れで戦列を離れていた主将松田がようやく復帰。横浜は8月16日の東京V戦以来、7戦ぶりに先発メンバーが出そろった。岡田監督が漏らした一言がその「確信」を物語っていた。「うちはフルメンバーでは負けてないはずだからね」。一時は故障者12人を抱えて14位まで降下したが、この日を待っていた。Vメンバーが全員復活。「今日から自分たちの目指す(常勝への)サッカーをやろう」とハッパをかけた。
第2Sも折り返し。残り7戦へ向けて、岡田監督が描いている青写真も鮮明に浮かび上がってきた。「(次戦の)市原戦がまずある。そして最後の5試合に強いチームが続くからね」。完全Vへ向けて最初のハードルが市原戦。そして最後に名古屋、鹿島、磐田戦が控えている。これを乗り越えるためにも故障者の復帰が絶対条件だったのだ。
岡田監督 (第2Sの序盤戦は)集中力が途切れて危機感に欠けていた。けが人も出て、1度しっかり勝つことをやろうとした。もちろんチームが進歩している手ごたえはある。が、本当に強いチームになり切っていない。(第2Sの)優勝も大切だが常勝チームになるまでは、まだまだ遠い道のりです。
気がつけば暫定1位。やはり横浜がやってきた。力強い足音をたてて…。まるで完全Vも通過点のように踏み越えていきそうだ。【田 誠】
久保がジーコに猛烈アピール
久保が日本代表復帰を猛烈にアピールした。ジーコ監督が視察する前で、DF、GKと競りながらゴール。決定力不足の日本代表へ、勝負強さを見せた。「いいボールがきたので決めることができて良かった」。8月のナイジェリア戦、9月のセネガル戦と故障で辞退しているだけに、10月の海外遠征は「日本の久保」を内外に印象づけたいところだ。
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○…10月初旬に行うチュニジア、ルーマニア戦の日本代表メンバー発表を明日29日に控えたジーコ監督がこの日、横浜−G大阪戦(横浜国際)を視察した。久保、奥、中沢、松田と4人の代表候補がそろう横浜の良さが目立つ内容で「今日は素晴らしい試合だった」と感想を話した。「久保? FWは点を取ることが必要。(浦和の)田中、永井は2点取った」と笑顔でけむに巻いた。
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