安移籍弾も連覇へ険しい道のり
<横浜1−1浦和>◇3月13日◇横浜国
横浜にとって連覇への険しい道のりを暗示するかのような、痛いドロー発進だった。前半28分のFW安の移籍後初ゴールで勢いに乗るかと思われたが、得意のサイド攻撃で圧倒しながら追加点を奪えず。同点に追い付かれると、引き気味の相手に攻め手を欠いて勝ち点3を逃した。
岡田監督は「チーム状態はまだ80%。(相手を)待ち受ける形になって前線が孤立していた」と悔しがった。開幕前にA3杯など公式戦を6試合消化。実戦向きの体力強化は進んだが、代表招集や主力の故障などでチーム戦術を煮詰める時間は足りなかった。この日はMF田中を右サイドバックで先発させ、中盤の布陣は従来のダブルボランチを1枚減らすダイヤモンド形。今季1度も試していない布陣で臨まざるを得ないのが現状だった。
浦和に続き、次節20日は昨季年間3位の市原と対戦。態勢が整わないまま、王者が試練のシーズンを踏み出した。
[2004年3月14日付紙面から]
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