磐田グラウ、最も多くゴール演出も「無冠」
最も多くゴールを演出しながら、得点王にもアシスト王にも優勝にも手が届かなかったのが、磐田FWロドリゴ・グラウ(26)だ。得点とアシストから算出した「ポイント」で1位を記録したにもかかわらず、栄冠には届かなかった。ポイント王が「無冠」に終わるのは、01年三都主(清水)、02年ウェズレイ(名古屋)に続き、これで3年連続という怪現象になってしまった。
「ポイント」はアイスホッケー(IH)で使われるスタッツだ。IHでは得点とアシストを単純に足したものだが、サッカーに適用する場合は数字的処理が必要になる。サッカーではアシストのつくケースが、IHよりもはるかに少ないためだ。J1リーグの得点(オウンゴールを除く)の中で、アシストが記録されたのは67・1%。つまり、約3分の2だ。この出現率から、アシストに1・5の係数をかけて補正したものを「ポイント」とした。
グラウは21得点7アシストなので、21+7×1・5=31・5ポイントだ。同じように計算すると、2位ウェズレイ(名古屋)28、3位が田中(浦和)で26となった。従える2人が得点王(ウェズレイ)とアシスト王(田中)というのは何とも皮肉な話だ。
| 03年ポイントランキング |
| 順位 |
選手名 |
所属 |
P(得、ア) |
| (1) |
グラウ |
磐田 |
31.5(21、7) |
| (2) |
ウェズレイ |
名古屋 |
28(22、4) |
| (3) |
田中達也 |
浦和 |
26(11、10) |
| (4) |
崔 龍洙 |
市原 |
24.5(17、5) |
| (5) |
エメルソン |
浦和 |
24(18、4) |
| (6) |
大久保嘉人 |
C大阪 |
22(16、4) |
| (7) |
久保竜彦 |
横浜 |
20.5(16、3) |
| (8) |
マルケス |
名古屋 |
20(5、10) |
| (9) |
エムボマ |
東京V |
19(13、4) |
| (10) |
山田卓也 |
東京V |
17.5(10、5) |
| (10) |
三都主 |
清水 |
17.5(7、7) |
| 【注】P=ポイント(得点+アシスト×1.5) |
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| 年度別ポイント王 |
| 年 |
選手名 |
当時所属 |
P(得、ア) |
タイトル |
| 93 |
アルシンド |
鹿島 |
40(22、12) |
S |
| 94 |
アルシンド |
鹿島 |
62.5(28、23) |
ア |
| 95 |
ビスコンティ |
横浜M |
52.5(27、17) |
年 |
| 96 |
三浦知良 |
V川崎 |
30.5(23、5) |
得 |
| 97 |
ビスマルク |
鹿島 |
41(11、20) |
ア、S |
| 98 |
中山雅史 |
磐田 |
45(36、6) |
M、得、S |
| 99 |
黄善洪 |
C大阪 |
37.5(24、9) |
得 |
| 00 |
中山雅史 |
磐田 |
35(20、10) |
得 |
| 01 |
三都主 |
清水 |
31.5(12、13) |
|
| 02 |
ウェズレイ |
名古屋 |
29(20、6) |
|
| 03 |
グラウ |
磐田 |
31.5(21、7) |
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| 【注】P=ポイント(得点+アシスト×1.5)。タイトル欄のM=MVP、得=得点王、ア=アシスト王、年=年間優勝、S=ステージ優勝 |
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