ケガに泣いたFW小倉引退、指導者目指す
ケガに泣かされ続けたレフティーモンスターが、静かに現役生活の幕を下ろした。甲府は10日、1月31日で契約が切れていたFW小倉隆史(32)の現役引退を発表した。
小倉は早くから、破壊力ある左足シュートだけでなく、ドリブル、パスにも秀でた総合力の高いストライカーとして期待されていた。名古屋加入後の93年には、オランダのエクセルシオールにレンタル移籍し、チーム得点王にもなった。94年には20歳で日本代表デビュー。96年アトランタ五輪を目指す代表メンバーでもエースとして期待された。
だが最終予選前の合宿で右足後十字じん帯を断裂。数度の手術で復帰は果たしたが、以前のフォームを取り戻すのに苦労し続けた。市原、東京V、札幌と移籍を繰り返し、03年からはJ2の甲府でプレー。04年こそ40試合に出場したが、昨季はJ1昇格を果たしたチームの中で、わずか8試合出場2得点に止まっていた。今後は指導者を目指し、第2のサッカー人生を歩むことになる。
[2006/2/11/09:11 紙面から]
写真=94年5月29日のキリン杯、フランス戦で難しい体勢からゴールを決める日本FW小倉
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