エトー2年連続先勝弾/欧州CL
<欧州CL:バルセロナ2−1チェルシー>◇決勝トーナメント1回戦第1戦◇22日◇ロンドン
バルセロナが、昨季から続くチェルシーとの「因縁マッチ」第1ラウンドを、逆転の2−1で制した。開始直後からボールを支配する中、前半37分に相手DFデルオルノが退場。その後、後半14分にO・Gで先制されるも、同26分にO・Gで追いつくと、35分にFWエトーが昨季の第1戦と同様に決勝弾を決めた。ブレーメンは、セリエAで首位のユベントスを、終了3分前からの2発で逆転し、3−2で破った。
死角から飛び込むエトーを止める者はいなかった。頭で思い切りゴールにたたき込むと、スタンドのサポーターに走り寄り喜んだ。「知将」モウリーニョ監督に、ホームで初の90分負けを突きつけた価値ある1発。MFロナウジーニョの突破から、FWラーションに流れるように回ったパスをマルケスがクロスで放り込み、エトーが締めた。バルサらしい1発だった。
試合前からピッチコンディションをめぐり、激しい舌戦が展開された。前日の21日にはチェルシーが、ただでさえ雨で状態の悪いピッチに水をまき、バルセロナは前日のスタジアム練習がほとんどできなかった。それでも、悪いピッチに逆らうようにボールを回した。
前半37分、右サイドを突破したメッシがDFデルオルノの強烈な体当たりを食い、デルオルノは一発退場。途端に選手がつかみ合うなど険悪な空気が漂った。1年前もチェルシー側に退場者が出たうえ、審判の不正接触疑惑で混乱した。後半14分、O・Gで先制を許したのも昨季同様だった。その後FWラーションを投入したことで攻撃に流れが生まれ、O・Gを含めた2得点を呼び込んだ。
そうした、機を見るに敏なライカールト監督の采配を含め、スタジアムこそ違えど1年前をほうふつとさせる試合内容だった。同監督は「特別な試合だったし重要な勝利。非常に張り詰めていたが、集中して戦えた」と胸を張った。昨季の第2戦はアウエーで4失点し逆転負けを喫した。今回はホーム。昨年と同じ失敗はしない。
[2006/2/24/09:02 紙面から]
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