久保継承!藤波必殺技ダイビングヘッド
ドイツで放て、ドラゴンロケット! 横浜と新日本プロレスの提携会見が1日、行われた。新日本の藤波取締役は、同じ「ドラゴン」の愛称を持つ日本代表FW久保竜彦(29)に、必殺技の継承を熱望した。
「ぜひサッカー流のドラゴンロケットをつくり上げてほしい」と藤波取締役はうなずいた。若いころは華麗な飛び技で観客を魅了し「飛龍」と称された。得意技の1つがドラゴンロケット。ロープの間をすり抜ける姿は、ゴール前のスペースを鋭く突く久保のダイビングヘッドに通じるものがある。「5日の京都戦は、彼の空中戦に注目したい」。意外な後継者を見つけた元祖ドラゴンは、思わず表情をほころばせた。
共通点はまだある。久保が悩む椎間板(ついかんばん)ヘルニアは、藤波取締役が乗り越えたケガでもある。「1年3カ月も復帰に要したよ。治すのには、とにかく我慢が大事。あせってオペに頼らなかった久保選手の選択は正しかったと思う。今後も機会があれば、相談に乗ってあげたいね」と話した。
ドラゴンロケットという言葉が、世代やファン層をつなぐ効果にも期待する。藤波世代はテレビ実況の「ドラゴンロケット」の声に、サッカー中継に見入るに違いない。逆にサッカーファンは語源を調べ、偉大なレスラーの姿にたどり着くだろう。両競技のファンの後押しを受け、ドラゴン久保がドイツの空に舞う。【塩畑大輔】
[2006/3/2/07:55 紙面から]
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