甲府アウエーで初の勝ち点/J1
<J1:千葉2−2甲府>◇第2節◇11日◇フクアリ
1点目は左足で、2点目は右足で得点を導いた。甲府の誇る両刀遣いが、J1昇格後、初の勝ち点をもたらした。2アシストは、MF石原克哉(27)だ。2点を追う後半22分、左からの短いパスで、FW堀井をアシスト。J1初ゴールを演出した。同37分には、長いクロスでFWバレーの頭に合わせた。昨季4位の千葉を相手に、アウエーで2点差をドローに持ち込んだ。
「右利きなんで、ロングキックは右。でも、正確なのは左」と石原。言葉の通り、2つのアシストは左で精度の高さ、右で力強さを示した。韮崎高時代、独自のフェイントを研究した時、左が上達したという。両足で蹴れるカズにあこがれたこともきっかけだった。カズと同様、この日もCKを左右で使い分けた。
昨季は主に右ウイング、この日はMFで先発し、後半途中から練習で試していない左サイドバックに入った。大木監督は、配置交代について「そこから活路を見いだそうとした」と策を明かした。石原は言う。「勝てばうれしかった。今は半々。J1? 気持ちいい。(相手に)日本代表もいるし、目立てばアピールのいい機会」。開幕戦は黒星、そして2戦目に引き分け。悔しさと喜びを胸に、まずは1歩前進した。【佐々木一郎】
[2006/3/12/08:40 紙面から]
写真=J1昇格後、初の勝ち点1をマークした甲府の選手は声援に応える
|