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 2004年04月25日更新

チームも観客も一体…感動

<女子サッカーアテネ五輪アジア予選:日本3−0北朝鮮>

 男子代表が98年フランスW杯を目指し、必死の戦いを繰り広げたジョホールバルのころを思い出した。チームも一途、サポーターも一体。その真剣さと感動がよみがえった。今の男子代表が失いがちな要素だ。

 3得点に目が行きがちだが、本当の勝因はまずしっかりと守ろうとした気迫だと思う。強敵に対して全員が初心に返って結束した。出てくる相手を2、3人で囲み、ゴール前で体を張った。相手は予定した攻撃ができずに次第に焦り初め、それが守備の乱れに結びついた。

 前半の2得点は形を作って奪ったゴールではなく、相手のミスによる得点だったが、かえってそれで日本が心理的な優位に立ち、いっそう相手を焦らせる要因にもなった。

 ホームの有利さが時間とともに加速し、日本をリズムに乗せたが、前後半の立ち上がりに浮つかず、しっかりとゲームプランを遂行したのは立派だった。

 一生懸命さがスタンドに伝わった。スタンドの熱狂が選手達を鼓舞した。こういうサッカーは、気持ちがいい。(日刊スポーツ評論家)

 ◆セルジオ越後 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。
 18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。
 1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。
 辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。
 関連ホームページ : (株)パスインターナショナル「セルジオ越後」ページ
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