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 2004年10月14日更新

ハラハラ!! ドキドキする相手じゃない

<W杯アジア1次予選:日本1−0オマーン>

 まるでアジア杯のビデオを見ているような試合だった。守って守って、耐えに耐えて、少ないチャンスを生かして勝ちをつかむという、これまで何度も見てきたパターンだった。攻撃的なサッカーを目指してきたはずのジーコ流ではなく、まさに日本人好みのハラハラ、ドキドキのサッカーが定着したのかな? 

 結果をみれば、中東勢には引いて守って、ワンチャンスを狙うという型が有効なんだろう。結果を出しているから、勝っているからいいんだろうが、ワンパターンでドイツまで行ければいいのだけれど。今後は、攻撃の質を高めなければ、次のステップまで上がることは難しいと思う。

 引き分けでもいいという戦い方だったが、オマーンの若さや、シュートの質の低さが幸いしたのも事実だった。ただし、オマーンには悪いが、ハラハラ、ドキドキするような相手ではなかった。ホームの試合で、すんなりとチャンスを決めていれば、こんな苦戦をしないですんだことも忘れないでもらいたい。

 最終予選はオマーン以上の強敵ぞろいだ。厳しい戦いはこれからも続くはず。まだスタートしたばかり、ゴールはまだまだ先だ。(日刊スポーツ評論家)

 ◆セルジオ越後 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。
 18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。
 1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。
 辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。
 関連ホームページ : (株)パスインターナショナル「セルジオ越後」ページ
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