
ベッカムの移籍金約49億円はシーズン開幕前までに回収できそうだ。メディカルチェックの権利を約5000万円で売却するなど、契約前からひともうけ。8月の親善試合アジアツアーでの収益や、レプリカユニホームの売り上げなど、ケタ外れの金がクラブに入ってくる。シーズン開幕前の8月中にも、移籍金を払ってもお釣りがくるほどの巨額を生み出す計算になる。
大きなターゲットがアジアだ。日本はもちろん、東南アジアでも大人気のベッカム加入で、アジアでの力も逆転する。親善試合1試合当たりの収益は約4億円、さらに関連グッズ収益は例年の4割増しと試算される。ベッカムのユニホームだけでも、世界中で約16億5000万円の売り上げが見込まれている。
クラブが持つ専門の有料放送局「Rマドリードテレビ」の存在も大きい。今後の加入者増に合わせ、広告料の値上がりも確実。クラブ内の映像を独占し、世界中のテレビ局に売る。今回の会見の映像使用料は1局当たり5000万円。30局以上に売られるため、この日だけで15億円を超える。これらを合わせただけでも、合計53億円を上回る。ベッカムがスペインデビューを飾る前に、獲得に擁したお金を払っても余るほどの大金がクラブの金庫に転がり込む。【7月3日付紙面より】