初のプロ・アマ合同チームとしてシドニー五輪に臨んだ日本代表だったが、3位決定戦で韓国に1−3で敗れ、4大会連続のメダル獲得はならなかった。決勝では、トム・ラソーダ監督率いる米国が、4−0でキューバを下し、初の金メダルを獲得した。 予選4位で決勝トーナメントに進んだ日本は、準決勝のキューバ戦でロッテ黒木知宏投手(当時26)が先発。7回2失点の好投も、打線が援護できずに0−3と完敗した。3大会連続のメダル死守へ3位決定戦は、西武松坂大輔投手(当時20)が先発。7回まで3安打10三振で無失点に抑えたが、打線の援護がなく、8回に3失点と力尽きた。野球が公開競技として始まった84年のロサンゼルス五輪以来、5大会目にして初めてメダルなしとなった。敗れた松坂はロッカー室で悔し涙を見せ、4年後のアテネ大会での雪辱を誓った。 (写真:予選を含め計3試合に先発、27回を投げ25奪三振を奪った松坂投手)