<女子ゴルフ:プロミスレディス>◇最終日◇26日◇兵庫・ウォーターヒルズGC(6387ヤード、パー72)◇賞金総額6000万円
さくらの「恋人」になる3カ条はコレだ! 35位スタートの横峯さくら(19=サニーヘルス)が今季の最終日自己ベスト67で回り、通算6アンダーの11位まで追い上げた。疲労蓄積の父良郎氏(45)に代わってキャディーに緊急起用した加藤大幸さん(22)とのコンビが好スコアを後押し。この日の経験から(1)速く歩ける(2)番手が分かる(3)グリーンが読める−の3条件を基本線として本格的な新キャディー選考に入る。
同年代のイケメンの力を借りて、横峯がチャージを掛けた。10ラウンドぶりの60台となる67で11位。「納得いくプレー」。笑顔の主役の横で、脇役もホオを緩めた。「とくに問題なくやれました」。良郎氏に代わりバッグを担いだ、クラブ契約を結んでいるSRIスポーツ社の加藤さんはホッと胸をなで下ろした。
プロ入り後、父以外の男性とコンビを組むのは初めて。だが、横峯は「やりやすかった」と満足そう。この日の加藤さんはあくまで「緊急起用」だったが今後、男性新キャディーを選考する上での目安となる「3カ条」が見つかった。
(1)速く歩ける 加藤さんは第2打地点まで常に、横峯の前を歩いた。「先に歩いて、残り距離を早く教えてあげれば選手は楽」。昨年はアマながら日本オープンに出場しただけあって、競技者心理が分かっていた。最近はトボトボと遅れて歩くことが多かった良郎氏との違いを実感した横峯も「それが一番やりやすかった」とにっこりだ。
(2)番手が分かる 横峯の飛距離は女子プロでもトップクラス。帯同キャディーの本仮屋沙織さんもクラブ選択に迷う場面が多かった。だが、横峯とほぼ同飛距離の加藤さんは、その心配なし。「ピッチングでしっかり打ってとか、軽くとかまで言ってくれる」と横峯も感謝した。
(3)グリーンが読める 3番は5メートル、16番も4メートルを沈めてバーディー。「パットが得意」な加藤さんと毎ホール、ライン確認して臨んだ横峯は「(構えに)すんなり入れた」と不安なくストロークに専念できた。
占い師細木数子さんの「お告げ」で優秀な男性キャディーを探し始めて1カ月。「早いうちに決めるのが一番」と言いつつ「相性もあるから、ゆっくりでいいかな」と横峯は笑った。【木村有三】
[2005/6/27/09:37 紙面から]
写真=最終日、加藤キャディーとのコンビで67をマークした横峯(撮影・和賀正仁) |