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 日本女子プロゴルフツアー「プロミスレディスゴルフトーナメント」(プロミスレディス)が、6月21日からウォーターヒルズGC(兵庫)で開催される。昨年は、藤井かすみ(37=ザ・クイーンズヒルGC)がプレーオフを制して劇的な勝利を飾ったが、今年はどんな熱い戦いが繰り広げられるのか、目が離せない。
  人気、実力とも女子ゴルフ界のトップクラスを走る横峯さくら(19=サニーヘルス)、今年2月の第1回女子W杯で、宮里藍(19)とのコンビで優勝した北田瑠衣(23=フリー)も今大会に向けて調子を上げている。


横峯さくら 藤井かすみ 北田瑠衣
※画像をクリックすると、それぞれの選手紹介に飛びます。



横峯さくら(19=サニーヘルス)  今回だけは、絶対に負けられない!横峯はいつも以上の気迫で臨む。ライバルは、今大会に出場する他のプロだけではない。同じ週、同じ年の宮里が米女子ツアーのメジャー、全米女子オープンに出場する。来季からの米女子ツアー本格参戦を目指し、異国でチャレンジする宮里に負けてなるものかと、並々ならぬ闘志を燃やしている。
 横峯は今年、幸先良いスタートを切った。1月の米男子ローカル大会パール・オープンで17位と健闘し、4月のライフカードレディスでプロ初優勝を手にした。今季3戦目で、目標の1つを達成してしまったため、その後のモチベーション維持に苦労。体調不良も重なり「闘争心の低下」で予選落ちも2度経験したが、スランプを克服し、立ち直りを見せている。 横峯さくら
 2週前のサントリーレディスで賞金ランク5位までに入れば手にできた、全英女子オープンの出場も絶望的。今季のメジャー挑戦はなくなったが、気持ちを切り替えた。この大会でバッグを担ぐ父良郎氏(45)から「賞金女王を狙え」と新たな目標を設定され、持ち前の負けず嫌いが頭をもたげた。当面、主戦場とする国内で負けるわけにいかないのだ。
 コース上での父との「親子げんか」も話題になるが、それはすべてゴルフにかける一途な思いがあるから。日本女子ゴルフの将来を背負って立つ逸材は、まずはこのコース、ウォーターヒルズGCを攻略し、そして遠く離れた宮里との戦いにも勝つ。
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藤井かすみ(37=ザ・クイーンズヒルGC)  昨年の覇者の藤井かすみ(37)も、連覇を虎視眈々と狙っている。木村敏美(36)と6ホールにも及ぶプレーオフを制し「勝てるとは思わなかった」と、涙した優勝から1年。目標とする賞金女王へ弾みをつけるためにも、今大会の結果は重要となる。
 これまで左へ曲げるミスで自滅することが多かったが、今季は軽く左から右の弾道を描くフェードボールに取り組み、磨きをかけた。常時270ヤードを超えるドライバーの飛距離は魅力的。4月のフジサンケイレディスでは、福島晃子(31)とのプレーオフを制し、逆転優勝するなど、驚異的な追い込み、勝負強さは天下一品だ。
  2月に実家が火災で全焼し、優勝トロフィーのほとんどが灰になる不幸も、持ち前の明るさで乗り越えた。気持ちを切り替え、新たな栄冠獲得に燃える藤井にも注目だ。
藤井かすみ


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北田瑠衣(23=フリー)   今季不調にあえぐ北田瑠衣(23)は今大会を復調のきっかけにしようとしている。今季出場12試合で予選落ち8度と振るわず、賞金ランク89位(6月20日現在)と低迷。だが、どんなときでも笑顔でファンのサイン攻めに応じる美人プロは「調子は良くなっています!」と表情は明るい。
 昨年3勝を挙げ、賞金ランク3位で一躍トッププロに躍り出た。2月の第1回女子W杯で宮里藍(20)とコンビを組み、優勝したのは記憶に新しい。だが、昨年末の右手親指付け根の手術による練習不足が響き、帰国後は不調続き。3月の開幕戦で棄権、第2戦で38位の後は、6戦連続予選落ちした。5月にはぎっくり腰となり、腰にゴム製のチューブを巻いてプレーしたことも。ショットとともに、得意としていたパッティングまで不調に陥り、苦悩した。
  だが、どん底を経験したことで強さも身につけた。「きっかけは少しずつ、つかんでいます。まずは日曜日にプレーしたい」。北田は無欲で、自分自身との闘いに臨む。
北田瑠衣


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