尾方「子供の首にメダルを」/世界陸上
<陸上世界選手権:男子マラソン>◇8日目◇13日◇ヘルシンキ市庁舎前スタート、五輪スタジアムゴール
2時間11分16秒で銅メダルを獲得した尾方剛(32=中国電力)は「メダルを目標にやってきた。達成できてうれしい」と笑顔を見せた。
序盤は先頭集団の後方でレースを進めた。29キロ地点で優勝したジャウアド・ガリブ(モロッコ)が飛び出したが、ついていけず8位集団にとどまった。しかし粘りが身上の尾方はジリジリと順位を上げ、31キロで高岡寿成をかわして4位に。35キロ過ぎからラバダニ(タンザニア)との3位争いが続いたが、39キロ付近でスパートしてメダルを確実なものにした。
「(優勝争いから脱落し)途中から3位を確保しようと思った。40キロを過ぎたら足が動かない状態になり、後ろから(他のランナーが)来ないよう願った」と振り返る。
広島の自宅では妻の芳子さんと昨年11月に生まれた長男の杏丞(きょうすけ)君が応援していた。尾方は「子供の首にメダルをかけてあげたい」と最高の笑顔を見せた。
[2005/8/14/01:36]
写真=銅メダルを胸に笑顔で観客の祝福に応える尾方剛(共同)
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