怜奈がん克服V!五輪米代表/フィギュア
<フィギュアスケート:全米選手権>◇4日目◇13日◇セントルイス
ペアのフリーを行い、昨年秋に米国籍を取得した井上怜奈(29)はジョン・ボルドウィンと組んで、ショートプログラム(SP)の4位から181・05点で逆転優勝、米国代表になった。井上は「SPの失敗でがっかりはしたけど、引きずることはなかった。これだけ練習してきたのだから、考えすぎずに体の記憶に任せようと思った。まさかもう1度(五輪出場が)あるなんて」と話した。日本スケート連盟によると、日本代表で五輪に出場した選手が他の国・地域で五輪代表になるのは初めて。98年に患った肺がんを克服しての快挙達成となった。同選手権の優勝者は、自動的に五輪代表となる。
井上は1976年10月17日、兵庫県西宮市生まれ。5歳の時に小児ぜんそく克服のため、医者にスケートか水泳を勧められてスケートを選んだ。新松戸南中3年の15歳4カ月で92年アルベールビル五輪にペア、94年リレハンメル五輪はシングルで出場した。ジョン・ボルドウィンと組んで出場した世界選手権は03、04年の10位が最高。149センチ、43キロ。
[2006/1/14/12:02]
写真=全米選手権ペアで逆転優勝し、トリノ五輪代表を決めた井上怜奈とジョン・ボルドウィン組(AP=共同)
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