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2004/04/22
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04年ニューモデルラッシュも、この4月で一段落した。ほぼ新作が出そろったところで、各メーカーのドライバーについて、コンセプトを分析してみた。すると、大別して4つのカテゴリーに分割できた。相反する理論も見えてきたが、それぞれの特徴をおさえてみた。
04年新型ドライバー徹底分析
ゴルフギアの発展スピードは驚くほどに早い。ほんの十数年前、ドライバーといえばパーシモンだった。それがアッという間に、メタルになり、チタンになり、そして複合(コンポジット)にまで進化してきた。
横浜ゴムが「Duo」シリーズで提唱した「ヘッドをたまわせて飛ばす」という考えは、それまでの飛びの概念を覆すものだった。「Duo構造」は、ボディはチタンだがクラウン部にカーボン素材を装着する複合タイプ。クラウン部の剛性を低くすることで、インパクト時にヘッドをたわませてギア効果を生み出し、高弾道で低スピンを実現させ飛距離を得ようという考えだ。この概念に端を発するのが「複合たわみ型」だ。
ヘッドをたわませて飛距離を得るという考えには賛成だが、複合構造はパワーロスにつながるというのが「フルチタンたわみ型」。異素材を組み合わせるため、その継ぎ目によるパワーロスは、飛距離にとってマイナス。だから、一体型のフルチタンでたわませようというのだ。その最右翼は、「ニューゼクシオ」(SRIスポーツ)。効率良くヘッドをたわませるため、クラウン・ソールのフェース側を可能な限り薄くしている。「ニューゼクシオ」に至っては、なんと0・7ミリという。「ソード855」(カタナ)のように、積極的にたわませるため、ソールにスリットを入れるクラブも登場した。
ヘッドをたわませること自体はパワーロス。しかし、複合構造には、設計自由度でメリットがあるという考えが「複合剛性型」。クラウン部に軽いカーボン素材を使用することで稼ぎ出した重量を、適正位置に配分し低・深重心可を計ろうという考えだ。その上で、ヘッドをたわませないために、補強フレームやバーを搭載している。たわみ型とは、真っ向対立する考え方のグループと言える。
従来の考えに基づいた、ある種最もオーソドックスなスタイルと言えるのが「フルチタン剛性型」だ。主に、反発性能向上による初速アップで飛距離を得ようという考えだ。低・深重心可によりスピン量の減ったボールは、ともすればドロップしてしまう。従って、より剛性の高いヘッドでエネルギーロスを抑えて初速を上げ、飛距離を得るという考えだ。
独自理論を展開するクラブもある。「ツアーステージViQ」(ブリヂストン)は、インパクト時の振動によるパワーロスを抑えるべくターボラバーを装着し、振動吸収を第4の飛び要素と唱える。複合構造ではなく、ヘッド内部構造でヘッドの返りやすさを向上させて高い打ち出し角を得ようという「マックテックNV3」(マグレガー・ジャパン)や、ヘッドよりもシャフトにこだわった「ゴールデンプリックス」(つるや)など、各社がさまざま開発コンセプトを具現化している。
各社とも目指しているのは「飛距離アップ」。しかし、クラブ選択は、自分がどんなゴルフをしたいのかが重要だ。クラブの性格を理解した上で、後は必ず試打することをオススメする。【トレンド取材班】
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