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2004/08/26
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ドライバーではすごく飛んで、アプローチではピタリと止まるボール。ゴルファーなら、だれでも欲しがるボールだ。飛距離重視のディスタンス系、止まりやすいスピン系。高いボール、安いボール。自分のゴルフスタイルに合ったボールを選んでスコアアップにつなげよう。
レベルUPへスピン系で勝負!
ゴルフボールの歴史は、羽毛を皮袋に詰め込んだフェザーボールから始まった。それが天然樹脂を固めたガッタバーチャボールを経て、芯(しん)にゴム糸をグルグルに巻いた糸巻きボールになった。今ではボールの大半をソリッドコア部が占めるソリッドボールが主流になった。その構造は2ピースに3ピース、最近では4ピースまである。ボールの中心のコアと、それを覆うカバーが何重になっているかの違いだ。表面のディンプル(くぼみ)の深さや数も、飛距離に影響する。
規則では直径は1・680インチ(42・67ミリ)以上、重量は1・620オンス(45・93グラム)以下と定められている。ほかにも打ち出しの初速や飛距離、飛距離誤差などが細かく定義されている。
現在、アベレージゴルファーに人気のある良く飛ぶボールは、柔らかめのコアに、やや柔らかめのカバー。アベレージゴルファーのスイングスピードでも、ボールが良く飛ぶ。ドライバーの打球は、スピンが少なく吹き上がらずに飛んでいく。
一方、上級者に人気のスピン系のボールは硬めのコアを、柔らかいカバーが覆っている。硬めのコアをつぶせるヘッドスピードが必要だが、柔らかめのカバーはショートゲームでスピンが掛かり、止まってくれる。レベルアップを望むならスピン系だ。以前はプロが使うようなスピン系のボールはヘッドスピードの速いゴルファーしか使えなかったが、最近ではアベレージでも使えるようになってきている。ほかにバカッ飛びが期待できる、コアもカバーも硬いボールがある。しかし、ミスした時の曲がりが大きい。
性能以外にもボールを選ぶ時に、大きな比重を占めるのが価格だ。アベレージ向けのボールは、上級者向けのスピン系ボールより、どのメーカーも値段が高い。ニューボールがOBゾーンに消えれば、700〜800円が消えるのだから被害は甚大。OBを連発すれば、千円札が何枚も飛ぶことになる。飛距離、スピン、値段、どれに重点を置くかは好みによるが、1本数万円もするドライバーに比べれば安い。上手にボールを選んで、スコアメークしよう。【小谷野俊哉】
◆「キャスコ デュアルモード 140/150/160」
飛んで止まる夢のボールを目指して開発された4ピースボール。内側からマントルコア、センターコア、内カバー、外カバーの構造になっている。ドライバーなどロフトの立ったクラブでは、柔らかいマントルコアがつぶれ、硬い内カバーの反発で良く飛ぶ。7番アイアン以降の短いクラブでは、柔らかい外カバーとセンターコアでスピンが掛かりやすくなっている。7番アイアンで飛ぶ距離に合わせて、140/150/160の3種類がある。(6個4725円)
◆「ブリヂストン ツアーステージ X−01S」
宮里藍がプロ入りと同時に使い始め大ヒット。男子プロの使用が多い「−X−01」よりソフトで女子プロに使用者が多い。スピンもかかり、ヘッドスピード42メートル/秒の記者にとっては最適。ティーショットで右にすっぽ抜けずに、良くつかまる感触。(1個630円)
◆「ダンロップ スリクソンUR−X」
世界最高レベルの薄さの0・8ミリカバー採用のスリーピースボール。3つの層をすべて高反発化して飛距離アップをはかり、ソフトなフィーリングでスピンが掛かる。プロも使用するが、ヘッドスピードが40メートル/秒あれば、十分にその性能を使いこなせる。(オープン価格)
◆「ナイキ ワン ゴールド」&「ナイキ ワン ブラック」
「−ゴールド」は3重カバー構造と、飛距離アップを狙った新素材のコアを採用した4ピースボール。高次元で飛距離とコントロール性能を融合させている。スピンが良く掛かって、アベレージゴルファーの記者でもアプローチ上手になったような気がする。「−ブラック」は大口径2重カバー・ウレタン・3ピースボール。飛距離は出るが、それをコントロールする技術が必要。(オープン価格)
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