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2004/09/02
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アベレージゴルファーの世界では、ロングアイアンに代わって、ショートウッドが大人気。だけどショートウッドは苦手という人も意外に多い。そんなゴルファーにとって「お助けクラブ」となるのが、ユーティリティークラブだ。ウッドでもない、アイアンでもない、ユーティリティーを特集する。
方向性と飛距離を併せ持つユーティリティー
ユーティリティーというと思い出すのは、ユーティリティープレーヤーと言う言葉だ。いくつものポジションをこなしてチームを助ける。よく言えば万能選手、悪く言えば便利屋だ。辞書で「Utility」を引くと「有効な」「有用な」に続いて「実用本位の」という意味が書いてある。
そう、ウッドでもアイアンでもないが、両方の長所を併せ持つ実用本位のクラブがユーティリティーだ。上級者やプロはヘッドを中空にしたアイアン型のものも使うが、アベレージにとってはウッドのヘッドを小さく細長くしたウッド型がおなじみだ。
ロングアイアンではヘッドスピードが遅くて球を上げられない非力なゴルファーでも、ユーティリティーなら楽に上げられる。またフェアウエーウッドでは球をうまくとらえられない初心者でも、楽につかまえられる。アイアンの方向性とファアウエーウッドの飛距離を併せ持っているから、180ヤードから200ヤードと中途半端に長い距離を打つのに最適だ。
トッププロでもユーティリティーを使ってスコアメークに生かしている。過去3回、米国女子ツアー賞金女王に輝くカリー・ウェブはドライバー以外はウッドを入れずに、ユーティリティーを2、3本入れるセッティングで戦うことがある。日本でもベテラン友利勝良が、2本のユーティリティーを長年愛用している。ウッドとアイアンの境目を埋めて、楽なスコアメークを約束してくれるクラブ。それがユーティリティーだ。【小谷野俊哉】
◆ナイキ「T−100 ユーティリティーウッド」
球を捕まえやすいし距離も出る。200ヤードをしっかり強弾道で打てる。曲がりも少ない。フジクラ製のカーボンシャフトのマッチングがいいのだろう。アスリート系御用達だったナイキから、アイアンのスリングショットに次いでの優しいクラブの傑作。「アイアン以上ウッド未満」の距離に悩むアベレージゴルファーはズバリ買いだ。
◆マグレガー「マックテックNVユーティリティー」
200ヤードをスムーズに打っていける。さすがドライバーの名作「マックテックNV」シリーズのDNAを受け継いだクラブだ。バカっ飛びはしないが、無理をしなければ大けがもしない。クラウンの塗装でヘッドが縦長に見えるので、スクエアに構えやすい。正しく打ちやすく、打ったとおりに飛んでくれるクラブだ。
◆キャスコ「パワートルネード アイティリティー333」
飛距離は、そうでもない。333は3番アイアンの飛距離だ。ユーティリティーに、ショートアイアンの打ちやすさをプラスした。999まで番手があるので、すべてのアイアンをこのクラブに置き換えることができる。強振せずに振り抜くことで、ボールが上がる。パワーのあるゴルファーには不向き。女性や熟年にはお薦めだ。
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◆試打ユーティリティークラブ◆
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| メーカー |
クラブ名 |
ロフト角 |
シャフト |
長さ |
硬さ |
値段 |
| ナイキ |
T-100 ユーティリティーウッド |
20度 |
T-100 TUグラファイト |
41インチ |
R |
3万6750円 |
| マグレガー |
マックテックNVユーティリティー |
20度 |
トリプルアクションNV UT |
41インチ |
SR |
3万6750円 |
| キャスコ |
パワートルネード アイティリティー333 |
20度 |
コークスクリューMid50 iT |
39.5インチ |
R |
3万9900円 |
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