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2004/12/02
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自分のレベルにあったアイアンを見つけよう
ただ飛ばすだけでなく、狙ったターゲットをとらえるのがアイアンの目的だ。正確な飛距離と方向性。この2つを兼ね備えたものが、優れたクラブといえる。ボールの上がりやすさ、飛距離を優先したもの、操作性を優先したもの、自分のレベルにあったアイアンを見つけて、スコアメークに役立てよう。
現在のアイアンの原型と言えるクラブが登場したのは、今から100年くらい前のこと。鉄を火に入れて赤く焼いて鍛える鍛造のクラブだった。フェースの裏側が平らなフラットバックの形状で、シャフトやグース、スコアラインなどに工夫が凝らされ進化した。
大きな変化があったのが60年代の後半。ピンの創始者のカールステン・ソルハイムがステンレスロストマックス製のヘッドを考案した。モデルの型を溶かしたワックスで取り、それに溶かしたステンレスを流し込んで造る鋳造のヘッドだ。
当時は鍛造技術よりも、鋳造技術の方が精密なヘッドを作ることができた。この技術により、バックフェースを大きくえぐったキャビティアイアンが誕生した。ヘッドを大型化し、周辺に重量を配分してスイートエリアを広げた優しいアイアンの登場だ。82年に登場した「ピン アイ2」は、大ヒット商品になった。
一方で簡単なキャビティバックはアマチュア向けで、プロや上級者はフラットバックの軟鉄鍛造のアイアンを愛用した。フラットバックのアイアンは、スイートスポットが狭い代わりに、操作性が高く技術を生かしやすい。海外のブランドだけでなく、日本のメーカーからもミズノ「TN−87」やブリヂストン「ジャンボMTN3プロモデル」など歴史に残る名器が登場した。
しかし90年代に入るとプロの間でもキャビティアイアンが使われるようになった。鍛造技術やコンピューターによる設計技術の進歩によって、キャビティの優しさに操作性の良さを兼ね備えたアイアンが登場したからだ。だが、ここ数年、プロの間では再びフラットバックのアイアンが、マッスルバックと名前を変えて使われるようになっている。特にパワーのある男子プロはボールの上がりやすさや飛距離より、操作性、正確性を求めてキャビティからマッスルバックへと移行している。【小谷野俊哉】
◆ダンロップ「スリクソン I−404」
キャビティバックだが、ダンロップの契約プロが使う上級者モデル。構えたときトップブレードの薄さが心地よい。打感の良さはピカイチ。安定した中弾道で力強いボールが飛んで行く。フェード、ドローの打ち分けもしやすい。シャープで操作性の良さを感じさせる。だが、その分ミスヒットには厳しい。ロングアイアンはアベレージに使いこなすのは無理。ロングアイアンはゼクシオなど簡単なモデルにして、ミドルアイアンより短い番手を使うのが賢明だ。
◆ミズノ「MP−32」
ミズノのMPシリーズは、上級者の証し。だが、マッスルバックアイアンを打つのが難しすぎる。そんな難点を解消するカットマッスルの軟鉄鍛造アイアンだ。小ぶりなヘッドに重たいシャフトだが、強い弾道のボールを打てる。スピンも良くかかり、狙ったところに打ちやすい。アベレージでも使いこなすことができるクラブだ。このクラブを使いこなせるようになれば、ゴルフのレベルが格段に進歩する。ちょっとハードでも、頑張って使いたくなるアイアンだ。
◆ブリヂストン「ツアーステージ ViQ アイアン」
フェースとグリップに、余計な振動を抑えるターボラバーを搭載している。ボールが非常に上がりやすい。少しくらいダフり気味や、トップ気味でもボールが上がってくれる。曲がりも少なくミスに強いので、アベレージ向けのお助けクラブといえる。飛距離もビッグだ。ロフトの立ったロングアイアンも、ミドルアイアンのように振っていける。これから寒くなり、打ち損じても手がしびれないのがうれしいクラブだ。
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◆試打アイアン◆(価格は6本セット)
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| メーカー |
アイアン(#5、9) |
ロフト角 |
シャフト角 |
シャフト/フレックス |
バランス |
調子 |
#5の重さ |
価格 |
| ダンロップ |
スリクソン I-404 |
27、42度 |
37.75、35.75インチ |
NS950GH/S |
D1 |
中 |
403グラム |
14万2800円 |
| ミズノ |
MP-32 |
27、43度 |
37.75、35.75インチ |
ダイナミックゴールドS200/S |
D1〜D3 |
手元 |
430グラム |
11万7600円 |
| ブリヂストン |
ツアーステージ ViQ アイアン |
25、40度 |
37.75、35.75インチ |
NS950GHウエイトフロー/S |
D0 |
中 |
396グラム |
11万3400円 |
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