|
2005/02/10
|
 |
自分にぴったりスペックアイアンをフィッティング
スコアメークに必要なのは、ドライバーの飛距離よりも、アイアンの正確な距離だ。だが、自分にぴったりのスペックのアイアンを使っている人は意外に少ない。東京・神田小川町の「ミズノエスポート」でクラブフィッターの石川晋一郎さん(36)にぴったりのアイアンを選んでもらった。あわせて最新アイアンを試打リポートする。
「ゴルフはフィッティングでうまくなる」。これがミズノのフィッティングの基本だ。今年こそ80台を目指している記者だが、冬の寒さに100切りもままならない。特にひどいのがショートアイアン。グリーンそばまで来ながら、シャンク、スライス、引っ掛けと多彩な“技”が飛び出す羽目になっている。
まずは石川さんと面談。現在使っているクラブのスペックと現状、そして、どのレベルまで目指したいかを申告する。身長、そして利き腕の指の付け根からの距離を測定。「6番アイアンの長さは、37・0インチがいいですね」と石川さん。そして6番アイアンの試打クラブで、何球か打ち込む。打球計測装置ピタゴラスでスイングスピード、スピン量、飛距離を計測する。フェースに張ったシールで打点位置を確認。さらにソールにビニールテープを張って、アクリルボードの上で試打。ヒールとトーの真ん中にマークがつくのは61度のライ角だ。
次はフレックスアナライザーで切り返しのタイミングを計測。先調子、元調子、重量などシャフトのスペックを試打しながら決めていく。最初は「いいですね。うまいじゃないですか」と石川さんに感心されていた記者だが、10分もたつとミート率が落ちヘロヘロ球ばかりになる。いろいろなシャフトを打ち比べて、ベストなものを決める。最終的に選んでもらったのは「ミズノ JPX E301」。6番アイアンのライ角61度、バランスD1、シャフトはダイナミックゴールドSLのR300、グリップは径62と太目のものを薦められた。
石川さんは「基本的にはクラブが重い方が合うタイプ。しかし、ラウンド後半になると疲れて右にしか行かなくなります。レベルアップを目指すなら、アイアンのシャフトを軽めにしてヘッドの重量感を感じるようにした方がベター。9番アイアンとPWは左サイドをしっかりさせてスイングするために1ポイント重いD2を。AWとSWはD3でもいいでしょう」と分析してくれた。
練習してもうまくならない人、練習時間の取れない人。フィッティングでレベルアップを目指そう。【小谷野俊哉】
◆キャロウエイ「ERCアイアン」
優しさと飛びに特化した日本専用モデル。鉄の1・2倍の重さを持つ新開発タングステンニッケル合金をボディーに採用。9番で140ヤード、5番で180ヤード近く飛ぶ。今までより2番手は違う。重い素材を使うことで、コンパクトボディーでありながら大きな慣性モーメントを実現している。低重心でボールをつかまえやすく高く飛び、ミスにも強い。コストパフォーマンスは決して良くないが、飛距離はクラブとお金で解決してくれると割り切ればOK。楽して、楽しいゴルフを実現してくれる。従来のロングアイアンの代わりに、5番アイアンを入れるのもいい。
◆ミズノ「JPX E301」
軟鉄鍛造のマッスルバッグの打感と、キャビティの優しさを併せ持ったクラブ。ミスの許容範囲は、それほど広くないが、ナイスショットの手ごたえは抜群。自分を甘やかさずに、レベルアップを望むアベレージゴルファーに最適のクラブ。番手間の距離もしっかりしている。100前後のスコアの人からシングルを目指す人まで、幅広いレベルに対応する。
◆プロギア「TR−X 915CR」
上級者の好むプロギアらしくない? 簡単なアイアンだ。クロムメタルとタングステンの新ツインメタル構造のヘッドは中空部分が大きく、ユーティリティークラブのように楽に飛距離を出せる。大型ヘッドでミスヒットにも強い。バカっ飛びするクラブではないが、弾道がとても高い。ロングアイアンが苦手なアベレージゴルファーでも、ボールを上げてグリーンで止めることができる。優しくスコアメークしたい人にお薦めだ。
|
◆試打アイアン◆
|
| メーカー |
アイアン(5#) |
ロフト角 |
シャフト/フレックス |
長さ |
価格 |
| キャロウェイ |
ERCアイアン |
24度 |
NS950GH/S |
37.75インチ |
15万1200円 |
| ミズノ |
JPX E301 |
25度 |
NS950GH/SR |
37.75インチ |
14万4900円 |
| プロギア |
TR-X 915CR |
26度 |
カーボンM-40 |
38インチ |
22万500円 |
【注】価格はプロギアが10本セット、ほかは8本セット |
|
|
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
|