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2006/03/16 |
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ラフからはヘッドを浮かせてストローク
― グリーン外からのパターの使い方 ―
| Q: グリーンの外に、ちょっとこぼれたボールは可能であればパターで打つことにしています。グリーンの外からのパターの使い方を教えてください。
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| 写真=グリーンの外からパターを使うときは、芝の影響を受けないようにヘッドをやや浮かせて構える(左)パターのソールを地面に着けて構えると、抵抗を受けてしまう
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ゴルフのボールは地面を離れると風の影響を受けたりして、曲がりやすくなります。まず転がして攻めるのが一番。昨年、世界殿堂入りを果たした青木功プロは「ゴルフはゴロフ」と言って、転がしのアプローチで世界を舞台に活躍しました。昨年の全英オープンでは強風の中、タイガー・ウッズがグリーンまで50ヤードもあるアプローチをパターで打って寄せ、栄冠をつかみました。私、村口史子もスコアメークの基本は転がし。その中でもグリーンの外からのパターでの転がしは、基本中の基本と思います。
例えばグリーンの花道にボールがあって、ピンまで20ヤードくらいの距離を考えてみてください。サンドウエッジでスピンをきかせたボールで1・5メートルのところへキュキュッと止めるとカッコイイですね。でも、その1・5メートルが必ず入る保証はありません。それよりパターを使って1メートル以内に寄せ、カップインさせる。派手さはありませんが、こちらの方が、はるかに簡単で確実です。
ではグリーンの外からのパッティングで、注意しなければならないことを考えてみましょう。ボールが花道にある場合は、あまり気にしなくていいのですが、ラフにある場合はパターの構え方に気を付けてください。
この場合、パターのヘッドをちょっと浮かせて構えてください。ソールをぴったり着けてしまうと、ラフにヘッドの勢いが食われて安定したストロークができません。パターヘッドはあくまでも、地面と平行になるようにストロークしてください。ヘッドを上から打ち込むようにストロークしてはいけません。逆回転のスピンがかかって、ボールの転がりが悪くなります。順回転で転がりのいいボールになるようにストロークしましょう。
そして一番の難敵となるのがグリーンの縁のカラーです。カラーがボールの勢いを殺し、ゴルファーの距離感を狂わせます。構える前にカラーの芝の状態を、しっかりチェックしてください。雑草などが交じっていると、抵抗はより大きくなります。またカラーに食われるのが気になって、ボールをヒットする瞬間にパンチが入ってしまうことがあります。これを防ぐには、パターのグリップを一定の力でしっかり握ってストロークすることが肝心です。
構えたら、しっかりと素振りを行いましょう。適当にではなく、実際に打つのと同じようなストロークをしてください。パターヘッドの入る角度、強さを打つ前にすべて決め、それをイメージして素振りをするのです。最後に気を付けなければいけないのは、ヘッドアップ。間にカラーがあるので結果が気になり、打った瞬間にボールの行き先を見ようとしてしまいがちです。パターヘッドの重みを感じながら、しっかりと打ちましょう。近くに寄ればいいなんて考えじゃいけません。絶対に入れる! その気持ちが、ボールをカップへと導くのです。
◆次週は「砲台グリーンの攻め方」です。
<取材協力>千葉カントリークラブ川間コース http://www.chibacc.co.jp/
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◆村口史子(むらぐち・ふみこ)
1966年(昭和41年)8月30日、東京生まれ。90年プロテスト合格。91年「サントリーレディース」で初優勝。99年に賞金女王。昨シーズン終了後に引退表明。ツアー通算7勝。165センチ、58キロ。血液型B。
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